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八王子くわの森整骨院|外傷性頚部症候群とは(むちうち)

交通事故治療のご相談は八王子くわの森整骨院までお問合せ下さい。交通事故による傷害のうち多いものは外傷性頚部症候群です。外傷性頚部症候群の中で頚椎捻挫や頚椎挫傷は「むちうち」と呼ばれていて、首に無理な力が加わることによって様々な症状が出ます。症状は受傷して時間が経っていてもとても辛いものから、受傷直後でも日常生活に支障がないものまで様々です。どのような症状でも早めに対処することで、症状は緩和できます。そんな、むちうちについてお話ししていきます。

体には防御反応があり、交通事故やスポーツなどの衝撃による頚椎の損傷を抑えるために反射的に筋肉が緊張して固くなりますが、むちうちはその衝撃に耐えきれず、筋肉の部分断裂や靭帯が損傷するために起こります。また、無理な力が加わることによって、首回りの神経を損傷することでも痛みが出ます。
この損傷の状況によって痛みの程度は変わりますが、受傷直後はあまり痛みがなくても、数日後に首を回すと痛い、首を動かすと頭痛がするなど、局所的な痛みが出やすくなります。

外傷性頚部症候群の症状には、主に頚椎捻挫や頚椎挫傷と診断される頚部痛や肩こり、その他にめまい、頭痛、手のしびれなどがあります。このような症状は、早めに対処しないと長期間にわたって悩まされることにもなりかねません。しかし、受傷した後、そんなに症状が辛くなくて治療しなかったり、安静にしなければならないと思い込み、あまり動かさないことでも症状を悪化させてしまうことがあります。

むちうちの場合、受傷後に頚椎を安静にして首の負担を軽減するために、首にカラーを巻くことがあります。痛みは1〜3ヶ月程度で緩和しますが、その間長時間カラーを使用することで、痛みを長引かせてしまうこともあるのです。

病院で診断してもらい頚部に骨折や脱臼などがなければ、医師から言われた安静期間(2〜4週間程度)が過ぎたら、少しずつ動かすようにしましょう。安静期間中に首の筋力は低下して、さらに筋肉が拘縮していることがあります。そのため、動かし始めは痛みを感じることもあります。ゆっくり動かすことから始めて、少しずつ動かせる幅を増やして行くことが大切です。

むちうちの治療に最適なのは、整骨院での治療です。受傷後すぐに治療を開始することができます。しかし、受傷直後は炎症があり、無理に動かしたり、マッサージをしたりすることは厳禁です。整骨院では急激に動かすのではなく、安静ながらも痛みを取るような治療、痛みを長引かせないような治療を行います。

また、受傷後に時間が経過している場合は、安静にするよりも症状や人それぞれに合った治療方法を選んで施行することが必要です。それは、マッサージの場合や、ストレッチの場合、電気治療の場合など、人によって様々です。

外傷性頚部症候群は、受傷してすぐに痛みがなくても、しばらくして痛みが出ることがあります。これを後遺障害といいますが、受傷から時間が経っているため、痛みの原因が交通事故やスポーツによるものと思わないで、生活習慣によるものと勘違いしてしまうこともあります。

病院でも、整骨院でも交通事故やスポーツでの受傷の情報がなければ、生活習慣によるものとしての治療を行う場合があります。痛みは受傷後1年以上経ってから出現することもあります。そのため、病院でも整骨院でも、相談するときには交通事故やスポーツによって受傷したことがあることを伝えるようにしましょう。

もし、交通事故やスポーツなどで外傷性頚部症候群になってしまったら、症状をより早く治すために、早めに病院を受診して診断してもらい、必要な治療を受けるか、整骨院や治療院で治療するようにしましょう。

外傷性頚部症候群とは(むちうち)~詳しくはこちら

柔道整復師・八王子くわの森整骨院院長 剱持真克登監修

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     2021年04月3日    

         

※個人の感想であり、効果には個人差があります。