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坐骨神経痛のリハビリ

はじめに

坐骨神経痛の原因で最も多いのは椎間板ヘルニアです。手術後の再発率も高いと言われ、繰り返し手術を受ける方もいます。八王子くわの森整骨院は根治を目指して施術し、無理のない日常生活に早く復帰できるように援助します。

坐骨神経痛の原因

脊髄から枝のように全身に伸びる神経を末梢神経と言います。坐骨神経は末梢神経の中で最も太く長い神経です。臀部から太ももの後方を通り、ふくらはぎや足先へと走行します。坐骨神経痛はこの坐骨神経に関連して生じる痛みの総称で、病名ではありません。幅広い年代に出現しますが、40〜50歳代に最も多く、女性よりも男性に多いと言われます。
坐骨神経痛の原因は、約90%が椎間板ヘルニアです。その他の原因には、脊椎すべり症、脊椎狭窄症、梨状筋症候群、骨盤腫瘍、妊娠などがあります。

坐骨神経痛の症状

痛みの部位は臀部から脚の後方や外側に放散し、片側のみの場合と両側に出現する場合があります。痛みの感じ方は、撃たれるような激しい痛みの場合もありますが、鈍痛の場合が比較的多いです。長時間の歩行や長く座っている時にも痛みが増幅します。症状が重くなると、脱力感やしびれ、感覚の鈍さ、筋力の低下、排尿障害が生じることもあります。

坐骨神経痛の診断

坐骨神経痛の原因となる病気はいくつもあるので、鑑別には腰椎単純X線(レントゲン)やMRI検査などが行われます。臨床で行う簡便な検査には、下肢伸展挙上テストがあります。仰向けで寝て、膝を伸ばしたまま下肢を挙上し、痛みの出現の有無を確認します。併せて、筋力検査や感覚検査も行います。

坐骨神経痛の一般的な治療

原因によって治療法は異なりますが、最も多い腰椎椎間板ヘルニアの治療について説明します。急性期は安静が重要となります。下肢伸展挙上の角度が改善すると、リハビリを行います。体幹の前屈や回旋させるストレッチを徐々に行います。痛みの出ない方法で、体幹筋の筋力トレーニングも行います。特に内・外腹斜筋や腹横筋などのインナーマッスル(深い部分にある筋肉)の強化が重要です。復帰当初は腰椎サポーターを併用することが望ましいと言われます。
症状が重度の場合は、骨盤のけん引、神経ブロック(神経に麻酔剤を注入する)などを行います。3週間程行っても症状が緩和しない重症例は、手術が適応となります。手術にはヘルニアを摘出する方法やレーザーで焼く方法などがあります。

八王子くわの森整骨院での施術

急性期には徒手療法によりつらい痛みを緩和し、回復を早めます。必要以上に安静期間が長引くと、様々な部位の筋短縮を引き起こし、二次的に疼痛を強めることがあります。痛みが緩和した後、姿勢や動作観察などの評価を行います。腰に負担がかかる根本の原因が、足趾から体幹までの他部位の関節可動域や筋力の低下による場合が多くあります。根本となる原因を見落とさないよう丁寧に診察します。個別の状態に合わせたストレッチやコルセットの役割をするインナーマッスルを中心とした筋力訓練の方法も指導します。作業姿勢や日常生活動作の指導も行います。八王子くわの森整骨院は一時的な回復ではなく、無理のない日常生活に復帰できるように根治を目指して施術します。


坐骨神経痛のリハビリ

柔道整復師・八王子くわの森整骨院院長 剣持真克登監修


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     2021年04月5日    

         

※個人の感想であり、効果には個人差があります。