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産後に起こりやすい腱鞘炎とは?!|八王子|整骨院

出産し子供が生まれれば、家事に加えて子育てに追われ「なんとなく手首が痛む」「痛くて手が動かしにくい」という悩みを抱えている方も少なくありません。

これは、産後に起こりやすい腱鞘炎の可能性があります。

なぜ産後に腱鞘炎は起こりやすいのでしょうか?

産後に起こりやすい腱鞘炎とは?!

腱鞘炎とは

そもそも腱鞘炎とはどのようなケガなのかというと、骨と筋肉を繋いでいる腱や、腱を包んでいる腱鞘に炎症が生じている状態です。

腱と腱鞘が過剰に擦れることによって炎症が起こります。

腱や腱鞘は全身のさまざまな場所に存在しますが、とくに動きの多い手首や指に発症しやすくなっています。

スポーツで一定の動作を繰り返すことでも生じますが、デスクワークのキーボード操作やスマホの長時間利用による指の酷使などでも生じることが多くなっています。

産後はホルモンが関係して腱鞘炎が起こりやすい

腱鞘炎というと、手首や指などをよく使う人が起こるというイメージがあるため、なぜ産後に腱鞘炎が起こりやすいのか疑問に思う方も多いでしょう。

産後に腱鞘炎が起こりやすい原因は、ホルモンが関係しています。

赤ちゃんは子宮で育ち、骨盤を通って生まれてきます。

そのため、出産に向けて骨盤が開くようにリラキシンというホルモンが分泌されるようになり、骨盤周りの筋肉や靭帯が緩んでいきます。

そして、出産を終えると開いた骨盤が閉じるためにオキシトシンというホルモンが分泌されるようになります。

そうすると、筋肉の柔軟性も低下するため腱や腱鞘も硬くなり、炎症を起こしやすくなってしまうのです。

子育ても腱鞘炎を助長させます

産後の子育てでは、赤ちゃんの抱っこやミルクを飲ませるなどさまざまな動作で手首が使われます。

ホルモンバランスにより腱や腱鞘が硬くなっている状態で、子育てによる動作で負荷がかかれば炎症が起こりやすくなります。

痛みが生じるようになれば手首や指などを動かすことも辛くなりますが、子育てでは痛みを我慢しなければならない場面も多いでしょう。

腱鞘炎が起こった時の対処法

腱鞘炎が起こった場合、痛みが強い時にはなるべく動かさないようにして安静にすることが大切です。

しかし、子育てをしていれば動かさないようにするということが難しいケースも多いでしょう。

そういった場合にはテーピングやサポーターをすれば、患部を固定しながら動かしやすくなります。

また、痛みのある部分が熱っぽくなっている場合には、アイスパックなどで10~15分ほど冷やすようにしてください。

腫れや熱っぽくなっている場合は炎症が強くなっていることが考えられるため、冷やすことで炎症が抑制され、痛みの緩和が期待できます。

産後トラブルは整骨院へ

産後には腱鞘炎だけではなく、体型が戻りにくいという悩みや、不眠、倦怠感、尿漏れ、腰痛、肩こりなどさまざまな不調が生じます。

こうした不調は出産による骨盤のゆがみが関係している可能性があります。

産後は骨盤周辺の筋肉が柔らかい状態なので、骨盤のゆがみを改善しやすい状態です。

そのため、産後骨盤矯正として産後2カ月前後から施術を受けることが推奨されています。

なかなか改善されない産後の不調は骨盤が関係している可能性があるので、整骨院で相談してみましょう。

早い段階で施術を受けるほど矯正しやすい状態なので、早期回復が期待できます。

産後から時間がかなり経過してしまった場合でも矯正施術は可能ですので、一人で悩まずにまずはご相談ください。


>>産後の不調「産後骨盤矯正」について詳しくはこちら

柔道整復師・八王子くわの森整骨院院長 剣持真克登監修


産後の不調、そのままにせず身体を労ってあげましょう。
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     2021年07月19日    

         

※個人の感想であり、効果には個人差があります。