ジュニア期の選手に多い腰椎分離症とは?|八王子|くわの森整骨院

2021年08月11日    

腰椎分離症とは?

腰椎分離症とは腰椎後方部分の疲労骨折で、腰を反ったり捻ったりすると腰に痛みが生じる病態です。中学生や高校生のスポーツをしている子に多くみられ、特にサッカー、野球、テニス、陸上など頻回に体を捻ったり反ったりする競技で多発します。
よく聞く病名なので簡単に考えてしまいがちですが腰の骨が疲労骨折を起こしており、放置していると重大な後遺症を招いてしまう病態です。

ジュニア期の選手に多い腰椎分離症とは?

腰椎とは?

背骨は頚椎、胸椎、腰椎、仙骨、尾骨から成り立っており、一つ一つの背骨を脊椎(せきつい)、全てをまとめて脊柱(せきちゅう)と呼びます。そのうち腰の部分にあるのを腰椎といい、腰椎は5つの脊椎から構成されています。
腰椎は上から見て前の半分を椎体(ついたい)、後ろの半分を椎弓(ついきゅう)といいます。
腰椎分離症はこの椎体と椎弓の境目部分に亀裂が入り、離れてしまうことで発症します。

腰椎分離症の症状

主に腰を反ったり、捻る動作で腰に痛みが生じます。
また分離症を起こしている背骨を押すと痛みが出ます。
進行すると足やお尻にしびれや痛みが出ることもあります。

腰椎分離症の原因

腰椎分離症は主に以下のことが原因で発症します。

●腰を反る、捻る動作の反復による疲労

腰を後ろに反る、捻る動作の繰り返しで負担がかかることが主な原因です。ハリガネを繰り返し曲げ伸ばししていると一箇所に負担がかかり、ポキッと折れてしまうようなイメージです。

負担がかかりやすい主なスポーツ動作は以下が挙げられます

・サッカーのキック動作
・野球のバットスイング動作
・バレーボールのスパイク動作
・走り幅跳びや高跳びのジャンプ動作
など。

●股関節や胸椎の柔軟性が乏しい

スポーツ動作で体を反ったり捻ったりする時は腰だけでなく、股関節や胸椎も一緒に動くことが理想です。股関節や胸椎が硬くて動かないと、その代わりに腰に大きな動きが求められます。そうなると腰だけに大きな負荷がかかるため腰椎分離症を発症しやすくなります。

腰椎分離症の予防方法

腰椎分離症を予防するための方法を以下に紹介します。

●股関節を柔らかくする

股関節が柔らかく動くことで、腰を反ったり捻ったりするストレスを軽減させることができます。特に股関節が後ろに伸びる伸展、内側に捻る内旋、外側に捻る外旋方向の可動性が重要となります。具体的には筋肉をマッサージしたり、ストレッチしたりすることが有効となります。

●体幹のインナーマッスルを強化する

体幹の奥の方にあるインナーマッスルは腰を安定させて保護する役割があります。特に重要な筋肉は腹横筋(ふくおうきん)と多裂筋(たれつきん)です。これらのトレーニングをすることによって腰へのストレスを軽減させることが有効となります。

腰椎分離症の治療方針

腰椎分離症と診断されたら原則、スポーツを休止して腰を安静にします。コルセットをして腰に負担をかけないようにして骨を癒合させることを第一優先とします。
発症して早期の場合、適切な治療がなされれば多くの場合、骨が癒合して完治となります。ですが腰椎分離症を見逃してしまってスポーツを続けていると、骨が癒合せず手術が必要となることがあるので要注意です。

腰椎分離症は放置しておくと背骨がずれてしまう「腰椎すべり症」や、神経の通り道が狭くなってしまう「脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう)」を引き起こしてしまう可能性があるため早期に適切な治療を行う事が大切です。

八王子くわの森整骨院で行っているブロック式骨盤矯正は腰椎分離症の症状にも有効です。
骨盤の状態を整えることで腰にかかっている負担を軽減させ、筋力を発揮しやすい状態にすることが可能となります。
分離してしまった骨を癒合させるには回復を待つしかありません。ですが骨盤を矯正したり、筋肉を緩めたりすることによって腰への負担を軽減させることはとても重要です。


>>「ジュニア期の選手に多い腰椎分離症とは?」ほか、腰の症状についてもっと詳しく
柔道整復師・八王子くわの森整骨院院長 剣持真克登監修


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最近ケガをしやすいとお困りの中高年の方へ|八王子|整骨院

2021年08月4日    

年齢を重ねると、日常の何気ない動作でケガをしやすくなりませんか?
運動不足を解消しようと運動を始めてケガすることもあれば、何もない所でつまずいて捻挫してしまうようなこともあるでしょう。
また、高齢者の方はベッドから落ちてしまい骨折するというケガも問題になっています。
こうしたケガには適切な対処を行うことで早期回復が期待できます。
また、日常生活の中でケガをしないようにするための予防も行っていきましょう。

最近ケガをしやすいとお困りの中高年の方へ

ケガをしたらすぐに応急処置を行いましょう

日常生活の中やスポーツをしていてケガをしてしまった場合、すぐに応急処置をすることが大切です。
すぐに処置を行えば、ケガが悪化することを予防しながら、ケガの早期回復も見込めます。
自己判断で軽いケガだから応急処置は必要ないと判断すれば、ケガが悪化してしまい、治りも遅くなってしまう原因になります。
ケガをした場合には、すぐに次の処置を行いましょう。

・安静にする
ケガをしたら、動かさずに安静にします。
無理に動かせば、炎症が拡大することで症状が悪化する恐れがあります。
患部を動かさないようにし、動かしてしまいそうになる箇所の場合は包帯などを使って固定するようにしましょう。

・冷やす
ケガをした直後は炎症を起こしています。
患部付近をアイスパックなどで冷やせば炎症が抑制され、痛みの緩和や早期回復が期待できます。
冷やしすぎると低温火傷してしまう可能性があるので、10~15分冷やして様子を見、痛みが強いようであれば再度冷やすようにしましょう。

ケガ予防①:運動前後はストレッチをする

運動前後には必ずしっかりとストレッチをするようにしましょう。
ストレッチをせずに急に運動を始めれば、緊張している筋肉が動作についていくことができずにケガをしてしまう原因になります。
また、運動後にストレッチをすれば、筋肉疲労の緩和が期待できます。

ケガ予防②:日頃からストレッチをする

身体は動かさないでいると、どんどん筋肉や靭帯などの組織は硬くなってしまいます。
そうすると、急な動きに対応することができずに転倒してしまい、ケガをするようなことが増えるのです。
そのため、日頃からストレッチを行い、筋肉や靭帯の柔軟性を高めるようにしましょう。
筋肉の柔軟性が高まれば血行も促進されるようになり、腰痛や肩こりの予防にも繋がります。

ケガ予防③:筋肉量を高める

適度な運動を行い、筋肉量を高めることもケガの予防に繋がります。
筋肉量が少なければ身体を上手く支えることができないため、バランスを崩しやすくなることでケガに繋がります。
筋肉量があれば身体をしっかりと支えることができ、急な動きをしても筋肉が支えてくれるので転倒の予防になります。
ウォーキングやエクササイズ、ジョギングなど適度な運動を行うようにしましょう。

ケガ予防④:整骨院で施術を受ける

日頃の姿勢の悪さや運動不足などが重なり、硬くなってしまった筋肉などの組織は自分で柔軟性を高めることが難しいという方も多いでしょう。
整骨院の施術では、硬くなってしまった筋肉をほぐし、柔軟性を高めることができます。
身体が硬くて動かしにくいという方や、運動することができないという方は、まず整骨院で柔軟性を高めましょう。
そして、バランスの悪くなった身体の筋肉を調整し、歪みを整えることで転倒などの日常の中で起こるケガが起こらないような身体作りをサポート致します。


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柔道整復師・八王子くわの森整骨院院長 剣持真克登監修


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