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衣装ケースを持ち上げて激痛…整形外科で変わらなかった歩行困難が回復した理由

衣装ケースを持ち上げて激痛…整形外科で変わらなかった歩行困難が回復した理由

本格的な夏を迎え、エアコンによる冷えなどで体が無意識に固まりやすい季節になりました。東京都八王子市の皆様、いかがお過ごしでしょうか?

「重い荷物を持ち上げた瞬間に、腰に電撃のような激痛が走り、自力で歩くのもままならなくなってしまった……」そんな経験はありませんか?

先日も、八王子市内にお住まいの80代女性の患者様(N・S様)が、大変な辛さの中で当院に足を運んでくださいました。「1週間前、自宅の衣装ケースを持ち上げたときに腰を痛めてしまい、整形外科でブロック注射を打っても痛みが引かず、歩くのもやっとの状態で…」と、ご家族に付き添われてのご来院でした。

レントゲンでは「異常なし」と言われたのに、目の前の激しい痛みは一向に引かない。立ち上がることも歩くことも困難な毎日は、本当に不安で精神的にも大きな負担だったことと思います。

今回は、こうした「重いものを持ったときの激痛(重度の腰痛)」や「筋力低下による歩行困難」がなぜ起こるのか、そして当院でどのようにして回復へ導いていくのかを、N・S様の実際の改善例を交えて詳しくお話しします。

なぜその痛みが起こるのか? 〜レントゲンに映らない本当の原因〜

病院のレントゲンで「骨には異常がない」と言われると、一見安心なようですが、「じゃあ、この歩けないほどの痛みは何なの?」と途方に暮れてしまいますよね。

実は、重いものを持ち上げたときに起こる激痛の多くは、骨の異常ではなく、筋肉や骨盤のバランス、そして「日常生活の中の無意識のクセ(疼痛再発動作)」に原因があります。

今回ご来院されたN・S様の場合も、年齢とともに少しずつ筋力が低下し、無意識のうちに背中や腰のカーブが失われて真っ直ぐになる「前傾姿勢(腰椎平坦:フラットバック)」になっておられました。

人間の体は、骨盤の上に背骨が緩やかなS字カーブを描いて乗ることで、体重や動作の衝撃をクッションのように逃がしています。しかし、筋力が低下して腰のカーブが失われると、クッション機能が働かなくなり、腰の筋肉や関節にダイレクトに負担がかかるようになります。この状態で衣装ケースなどの重いものを持ち上げようとしたため、腰の筋肉が耐えきれずに「過度な筋収縮(ギクッと急激に縮こまること)」を起こし、猛烈な痛みを発生させてしまったのです。

さらに重要なのが、当院が専門的に分析するCOP(足圧中心:足の裏のどこに体重がかかっているか)やCOG(重心の位置)の崩れです。 前傾姿勢になると重心(COG)が前に偏り、足の裏の荷重バランス(COP)も爪先寄りに崩れます。すると、体を支えるために、お腹側の筋肉と背中側の筋肉(お互いに支え合う拮抗筋のバランス)が著しく崩れ、常に腰の後ろ側の筋肉が引っ張られて緊張した状態になります。

この「無意識の悪いクセ」と「荷重・筋肉のバランスの崩れ」こそが、痛みを長引かせ、ブロック注射を打ってもなかなか痛みが消えない根本的な原因だったのです。

自宅でできる正しい初期対応・セルフケア 〜早期回復への第一歩〜

もし、あなたやご家族が同じように腰をグキッと痛めてしまったら、まずは「自宅での正確な初期対応」が早期回復の運命を分けます。 当院では「基本的なことを確実に行う」をモットーに、教科書通りの「RICE(固定・冷却・安静)」処置の精度を極限まで高める指導を徹底しています。

  • まずは徹底的に「冷やす(冷罨法・冷却)」 急性の激しい腰痛は、筋肉が傷つき、いわば「火事(炎症)」を起こしている状態です。まずは氷のうや氷水を入れたビニール袋をタオルで包み、痛む部分を15〜20分ほどしっかりと冷やしてください(湿布は皮膚をスースーさせるだけで、深部の炎症を抑える「冷却」としては不十分なことが多いです)。

  • 骨盤をしっかり「固定・安静」にする テーピングや骨盤ベルトを適切に巻き、骨盤のグラつきを抑えて安静に保ちます。このとき、強すぎる圧迫や位置のズレがあると逆効果になるため、当院ではご自宅でも迷わず正確に行えるよう、シンプルでわかりやすい固定方法を丁寧にお伝えしています。

  • 心理的負担の少ない運動から始める 「痛いから」とずっと寝たきりでいると、かえって筋力が低下し、フラットバックを悪化させてしまいます。当院では、痛みのピークが少し落ち着いた段階から、寝たままできるような「心理的負担の少ない(怖くない)簡単な運動療法」をご提案しています。ご自宅での実施精度も毎回一緒に確認しますので、安心して少しずつ動かす習慣をつけていきましょう。

八王子くわの森整骨院での具体的なアプローチ

当院では、ただ電気を当ててマッサージをするだけのような、その場しのぎの施術は一切行いません。N・S様が10回の施術で日中の歩行が楽になるまで回復された背景には、当院ならではの「4つのこだわり」があります。

① 受付から始まる、何でも話せるアットホームな雰囲気

痛みが強くて歩けないとき、通院すること自体が大きな不安ですよね。当院は、患者様が気兼ねなく何でも話せるアットホームな雰囲気を大切にしています。特に当院の受付スタッフはコミュニケーションに特化しており、患者様の不安を少しでも和らげ、リラックスして通院できる環境を整えています。N・S様も、最初は緊張と痛みで顔がこわばっていましたが、スタッフとの会話で徐々に安心した笑顔を見せてくださいました。

② カイロプラクティックとブロック療法、科学的な荷重バランス調整

当院の施術の軸は「カイロプラクティック」です。しかし、バキバキと音を立てるような強い施術は行いません。「ブロック」という特殊な器具を骨盤の下に差し込み、患者様ご自身の体重を利用して、安全かつ優しく骨盤や背骨の歪みを整えていきます。 これに加え、先ほどお伝えしたCOPやCOGに基づく荷重バランス、歩行周期から導き出す「拮抗筋のバランス」など、日常生活の動きに特化した科学的な手技療法・筋膜調整を行います。

③ 高精度な「触診」による毎回の微細な変化のチェック

「昨日よりも少し筋肉の張りが和らいでいるか」「前回と比べて骨盤の傾きはどう変化したか」を、当院では熟練した「触診」の精度にこだわり、前日や前回との微細な変化(個人差)を徹底的にチェックします。 N・S様の場合も、2回目の来院時は「ご本人の痛みの実感(ペインスケール)」自体はまだ強かったものの、触診によって筋肉の緊張緩和と動作のスムーズさの改善をしっかりと確認できました。「確実に良い方向へ変わっていますよ」と毎回小さな変化を実感していただくことで、早期に確かな信頼関係を築いていきました。

④ 最大の強み:生活習慣に潜む「疼痛再発動作」の把握

私たちが最も重要視しているのが、患者様の生活習慣に潜む「疼痛再発動作(痛みを引き起こすクセ)」を具体的に把握することです。 毎回の施術ごとに、部位ごとの筋肉の強さの個人差を認識し、「この筋力バランスだと、普段の家事でこういう姿勢になったときに腰に負担がかかるな」ということを的確に予測します。N・S様に対しても、4回目の来院時(痛みが半分ほどに軽減した段階)からは、この予測を基に、家事動作のクセを修正するための運動療法を中心に指導をシフトしていきました。

まとめ・八王子市の皆様へ

N・S様は、10回目の来院時には「朝起床時の痛みがすっかり軽くなり、日中も歩くのがとても楽になった!」と大変喜んでくださいました。現在は、大好きな家事仕事を万全の状態でこなせるよう、残ったわずかな違和感を解消し、再発させないためのメンテナンス施術を継続されています。

「ブロック注射をしても痛みが変わらない」「年齢のせいだからと諦めている」「歩くのが辛くて外出が怖い」……そんな風にお一人で悩んでいませんか?

八王子くわの森整骨院では、東京都八王子市にお住まいの方、お勤めの方が、痛みのない快適な日常生活を取り戻せるよう、日常生活に特化したアプローチで「再発させない身体づくり」を全力でサポートいたします。

どんなに小さな不安でも構いません。まずは私たちに、そのお悩みを気兼ねなくお聞かせください。あなたからのご相談を、温かいスタッフ一同、心よりお待ちしております。

症例報告

■年齢 80代

■性別 女性

N・S 様

■機序

1週間前、自宅の衣装ケースを持ち上げた際に腰部に過度な筋収縮が加わり負傷。
整形外科でブロック注射を行ったが痛みが消失せず来院。

■症状

整形外科でレントゲンの異常なし。筋力低下による不良姿勢(前傾姿勢)
自力で歩行することが困難。
痛 腰椎平坦(フラットバック)

■初期治療

冷罨法 テーピング・ベルトによる骨盤固定 手技による筋膜調整 運動指導

■経過

初回来院時は疼痛が強かったため冷罨法と固定を中心に施術を行った。
2回目来院時、自己申告でのペインスケールは変わらないが動作がスムーズに改善された。
4回目来院時、ペインスケール5/10まで軽減したため、運動療法を中心に指導した。
10回目来院時、朝起床時の疼痛が軽減され日中も歩くのが楽になったとのこと。
現在も家事仕事で違和感が残存するため施術を継続している。

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