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テレワーク労働者に多い肩こりの予防法|整骨院|八王子

柔道整復師・八王子くわの森整骨院院長 剣持真克登監修
はじめに
新型コロナウィルスの感染予防のため、2020年3〜4月にかけてテレワーク者が急増しています。「テレワークになってから肩こりがひどい」という訴えもよく耳にします。八王子くわの森整骨院では一時的な緩和ではなく、予防法も指導します。
テレワーク者に多い肩こりの原因
肩こりは誰にでも出現しうる身近な症状です。テレワーク者の多くは電話やパソコンを主体とした作業が多く、座って作業することが多いと思います。テレワーク者に多い肩こりの主な原因には、座る姿勢や同一姿勢の継続が大きく影響しています。特に頸部の角度が重要です。成人の頭の重さは一般的に5Kg程あると言われます。前屈みの姿勢は頭を支える頸部〜肩周囲の筋肉に大きな負担となり、肩こりが増強します。
肩こりと頭痛の関係
肩こりがひどくなると、頭痛やめまいを引き起こすことがあります。その症状を筋緊張性頭痛と言います。頸部には脳に向かって頸動脈が2本走っています。頸部〜肩周囲の筋肉が硬くなると、この頸動脈の血流が阻害されます。疲労物質がたまり、神経も刺激されることに伴い、頭痛やめまいが出現します。筋緊張性頭痛は日本人に最も起こりやすい頭痛のタイプと言われています。
座る姿勢が肩こりに与える影響
頸部から肩周囲の筋肉に負担をかける姿勢は、頸部の前屈みや肩の挙上です。例えば机が低すぎると、前傾姿勢が強まるため、頸部の前屈みは増強します。逆に机が高すぎると、肩が挙上してしまいます。椅子や机の高さは重要です。加えて、頸部の角度は脊柱で連動している骨盤の傾きにも大きく影響を受けます。骨盤が後ろに傾くと頸部の屈曲も増強します。座面や背もたれのクッションにより骨盤の傾きを調整することも重要です。
同一姿勢の継続がなぜ悪いのか
仕事で作業に集中すると、同じ姿勢を長時間とることが多くなります。同じ姿勢で長時間いると、頭を支える頸部から肩周囲の筋肉や腰背部の同じ筋肉が常に頑張り続けることになります。頸部や肩を回したり、上半身を左右にひねるなど、身体を動かして緊張した筋肉を適時緩めることが重要です。
肩こりの一般的な予防法
骨盤・脊柱のアライメントと頭の位置が重要となるため、頸部の前屈みや肩の挙上を避けるように椅子・机の高さやクッションなどの環境調整を行うことが有効です。パソコンを置く位置や画面の角度の調整も有効です。両腕は机や肘かけ上にある方が肩の負担が軽減します。その他には、定期的な休息や肩こり体操なども有効です。運動や入浴、マッサージなどで筋肉をほぐすことも有効です。八王子くわの森整骨院での治療
問診、姿勢や動作の観察、触診などの必要な評価を行います。自分では良い姿勢をとっているつもりでも、脊柱や骨盤の歪みが生じている場合が多くあります。その場合、環境だけ整えても、すぐに肩こりが増強します。まずは、徒手療法やブロック式骨盤矯正法などを用いて無理なく姿勢を修正していきます。治療時に強い痛みは伴いませんので、ご安心く下さい。その上で、作業時の姿勢や環境についてアドバイスします。自宅でも簡単に継続できる体操も、個々の状態に合わせて指導します。八王子くわの森整骨院は一時的な回復ではなく、根治を目指して治療します。
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     2020年06月5日    

         

※個人の感想であり、効果には個人差があります。