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関節可動域が低下する原因とは?|八王子|整骨院

骨折や脱臼などを除くと、関節可動域が低下する原因は不動により生じる筋短縮や、皮膚・筋・関節包などの軟部組織の硬化です。事故やスポーツによる外傷後に放置すると、関節可動域が低下します。八王子くわの森整骨院は根治を目指した治療を施します。
無意識に不動は生じている?
ギプスなどで固定をしていない場合でも、痛みが生じている患部が無意識の内に不動となっているケースがよくあります。人は身体のどこかに痛みが生じると、痛みからの逃避反応として防御行動をとります。例えば、患部をかばって逆側の手脚を中心に使用したり、患部周囲の筋肉に過度に力を入れて使用する場合などがあります。その結果、患部の痛みは軽減しますが、患部は不動となります。
患部の不動は他部位の痛みにつながる?
患部の不動が継続することで問題となるのは、二次的に出現する痛みです。患部をかばって過度に使用することで負担がかかり、初めは痛みのなかった部位まで痛みが生じる場合です。最初は足だけの痛みが、放置すると膝や腰、肩も痛くなる場合さえあります。たった一つの痛みでも全身に影響し、痛みの連鎖が生じます。この悪循環を早期に断ち切ることがとても重要となります。
軟部組織が硬化する原因
関節を固定して不動を継続すると、最初に起きるのが骨格筋の短縮です。関節部位によっても異なりますが、2〜4週後までは関節可動域が低下する主原因は骨格筋の短縮です。次に起きるのが、皮膚・筋・関節包などの軟部組織の硬化です。1週間の関節固定でも各組織にコラーゲン(たんぱく質の一つ)が増生しますが、より顕著となるのは4週間以上が経過してからです。コラーゲンと聞くと良いイメージがある方も多いかもしれませんが、コラーゲンが増生すると各組織が繊維化します。つまり、軟部組織の硬化を意味し、他動的に伸長した際の張力(抵抗)が増加します。
外傷が生じている際は、一定期間の固定が必要な場合がありますが、必要以上の固定は筋短縮や軟部組織の硬化を引き起こします。状態に合わせた適切な対応が必要となります。
八王子くわの森整骨院での治療
スポーツや交通事故後の外傷の場合、受傷後に治療せずに長く期間が経過していると、二次的な痛みも混在し、関節可動域も低下している場合があります。二次的に生じている痛みを治療することで、患部の治癒が早まる場合もあります。
八王子くわの森整骨院では患部の治療のみではなく、触診によって全身の筋肉や関節の状態を丁寧に確認し、姿勢や動作パターンからも痛みの原因を分析します。受傷前からの身体的な弱点や動作パターンの癖が痛みを増強させている場合もあり、問診も丁寧に行います。八王子くわの森整骨院の治療は対症療法ではなく、根治を目指した治療を常に目標としています。外傷直後の方や長期間経過してしまった方でも、何か気になる症状がある方は早めにご相談下さい。
<参考文献>
関節可動域制限の発生メカニズムとその治療戦略 著)沖田実 理学療法学2014”
柔道整復師・八王子くわの森整骨院院長 剣持真克登監修
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     2020年05月12日    

         

※個人の感想であり、効果には個人差があります。