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成長期に多い「オスグッド」とは?|八王子|くわの森整骨院

小学生や中学生に多い、膝のお皿の下に痛みが生じる症状「オスグッド」の原因、予防法、治療方法について八王子くわの森整骨院が専門的な視点からわかりやすく解説しています。

オスグッドとは?

オスグッドとは小学校高学年や中学生のスポーツをしている子どもに多く見られる膝の痛みを主症状とする疾患です。
正確な医学的診断は「オスグッド・シュラッター病」といい医師であるロバート・ベイリー・オスグッドとカール・シュラッターがそれぞれ別々にこの症例を発見したためといわれています。

オスグッドの症状

オスグッドはお皿の下にある脛骨粗面(けいそつそめん)という骨が突起した部分が腫れたり、熱を持ったりして痛みが出るのが特徴です。
ジャンプ動作やスクワット動作などで痛みが出やすく、進行すると階段の昇り降りやしゃがみ込みなど普段の生活にも支障をきたすようになります。

オスグッド病のメカニズム

太ももの前面には大腿四頭筋という筋肉が存在しており、骨盤からスネの骨である脛骨(けいこつ)の脛骨粗面にかけて走行しています。主に膝を伸ばす働きがあり、膝を曲げることによって伸ばされる特徴があります。
スポーツなどで膝を曲げ伸ばしすることにより大腿四頭筋が伸び縮みするので、脛骨粗面には繰り返し引っ張られるストレスがかかります。この繰り返しかかるストレスによって腫れや痛みが生じるのがオスグッド病のメカニズムです。

また成長期の骨には成長軟骨、または骨端線と呼ばれる軟骨のように柔らかい組織が存在します。成長軟骨は骨が成長するのに欠かせない部位なのですが、骨よりも柔らかく脆弱なため筋肉に引っ張られる力に十分耐えうることができません。繰り返し筋肉に引っ張られることによって骨が突出するような変形をきたしてしまうのが、オスグッドで脛骨粗面が突出する原因となります。

オスグッドの原因

オスグッドが生じる原因は主に以下のことが挙げられます。

大腿四頭筋が硬い

太ももの前にある大腿四頭筋が硬いとオスグッドになりやすくなります。筋肉が硬いとその分骨を強く引っ張ってしまうストレスがかかってしまうためです。

大腿四頭筋の硬さチェック
うつ伏せに寝て膝を曲げた時に、踵がお尻に付かなかったり、お尻が持ち上がってしまったりする場合は大腿四頭筋が硬い可能性があります。

身長が急に伸びた

オスグッドは成長期の子どもに起きやすい特徴があります。成長期は骨が急成長をして伸びていくのですが、骨の成長に筋肉の長さがついていけなくなることがあります。すると結果的に骨を強く引っ張ってしまう力がかかり、オスグッド病を発症しやすくなってしまうのです。

姿勢が悪い

猫背姿勢やストレートネックといった悪い姿勢は、立った時に後方重心となりやすくなります。後方重心は後ろにバランスを崩しやすいのですが、後ろに倒れないように大腿四頭筋が常に働く状態となってしまいます。試しに立った状態で猫背になり、上半身が下半身より後ろになる姿勢を取ってみてください。大腿四頭筋が張ってくるのがわかるかと思います。このように常に大腿四頭筋に負担がかかってしまうことによってオスグッドが生じやすくなってしまのです。

オスグッドの治療方法

オスグッドの症状を和らげるために一般的には以下の治療が行われます。

アイシング

発症して間もない時期や強い痛み、熱感がある場合は患部を安静にしてアイシングを行います。発症したばかりの急性期に無理な負担をかけると逆に症状を悪化させることもあるので注意が必要です。

大腿四頭筋を柔らかくする

大腿四頭筋を柔らかくすることによって、脛骨粗面が引っ張られるストレスが和らぐため痛みを軽減する効果が期待できます。具体的にはストレッチやマッサージなどを行います。

姿勢やフォームの改善

後方重心の姿勢やフォームはオスグッドになりやすい特徴があります。そのため、姿勢は動作のフォームを改善して患部にストレスがかからないように矯正することが有効となります。

八王子くわの森整骨院で行っているブロック式骨盤矯正はオスグッドの症状にも有効です。
骨盤の状態を整えることで膝にかかっている負担を軽減させ、筋力を発揮しやすい状態にすることが可能となります。
さらに必要なエクササイズやフォーム指導を合わせて行うことで、より良い体の状態に整えていきます。


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柔道整復師・八王子くわの森整骨院院長 剣持真克登監修


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     2021年07月22日    

         

※個人の感想であり、効果には個人差があります。