スタッフブログ

サッカーに多い怪我 足関節捻挫とは

足関節捻挫はサッカーに多い怪我の一つです。足関節捻挫は再発を繰り返すことが多くあります。根治する為には弱点の強化や予防法の習得が必要です。八王子くわの森整骨院にはサッカーの全国大会経験者もいますので、ぜひご来院下さい。

サッカーでのケガ

足関節の解剖

足関節に主に関与する骨は3つです。下腿の親趾側にある脛骨(けいこつ)、小趾側にある腓骨(ひこつ)、それらのすぐ下にある距骨(きょこつ)です。脛骨と腓骨が合わさってほぞ穴のような関節窩を形成します。その中に距骨がはまり込むように位置します。距骨は前側の方が5mm程広い構造をしています。足関節の背屈時には、距骨の広い部分が関節窩にしっかりはまり込み、骨の安定性が向上します。逆に、足関節の底屈時には距骨の狭い部分が関節窩にはまり込むため、骨の安定性が低下します。足関節捻挫が底屈位で受傷することが多いのは、この構造の違いが一因です。
足関節の安定性を高めるため、足関節の外側には前脛腓靭帯、前距腓靭帯、踵腓靭帯、後距腓靭帯が付着します。

足関節捻挫が起きるメカニズムと症状

足関節を強くひねる、ひねった状態で着地した際に、足関節を支える靭帯が伸びてしまうことが原因です。足関節捻挫の約90%は足関節を内側にひねる内反捻挫です。内販捻挫では足関節の外側の靭帯(前距腓靭帯、踵腓靭帯)に負担がかかり、損傷した場合には外くるぶしの前や下に腫れや痛みが出現します。一度捻挫すると靭帯が伸びてしまい、役割を果たしにくくなるので、再発も多く見られます。
捻挫は靭帯の損傷の程度によって重症度を3つに分類します。Ⅰ度は前距腓靭帯の部分損傷、Ⅱ度は前距腓靭帯の完全損傷、Ⅲ度は前距腓靭帯と踵腓靭帯のが完全損傷と定義されています。Ⅲ度損傷の場合は骨折を伴う場合も多く、放置すると慢性化し、変形性足関節症になる恐れもあります。

足関節捻挫の一般的な治療

Ⅰ度とⅡ度の場合は、受傷直後のできる限り早くRICE(Rest:安静、Ice:冷却、Compression:圧迫、Elevetion:挙上)処置を行います。期間の目安は一般的には48〜72時間です。Ⅲ度の場合はRICE処置を行い、さらに2〜3週の固定をすることがあります。ほとんどはサポーターやバンテージ、ギプス固定などをして治りますが、手術が必要な場合もあります。

八王子くわの森整骨院での施術方法

RICE処置の後、すぐにサッカーに復帰すると、再発する恐れがあります。固定期間が長い程に関節可動域が低下し、患部周辺の筋肉も低下しています。痛みや腫れが落ち着いたら、少しづつ患部の関節可動域を戻す治療を行います。これを行わずにトレーニングを再開すると、ふくらはぎにかかる負担が大きくなります。併せて、筋力トレーニングも行います。日常的に痛みが出なくなれば、サポーターなどを使用し、ジョギングを開始してもらいます。少しづつサッカーで必要な色々な動きを組み合わせて行ってもらい、状態に合わせて復帰します。

八王子くわの森整骨院では足関節の施術と併せ、全身の状態も評価します。足関節に負担をかける原因となりやすいのは特に体幹の動きです。様々な視点で評価し、再発を予防します。サッカーの全国大会経験者もいますので、個々の弱点に合わせたトレーニング方法を指導します。八王子くわの森整骨院は一時的な回復ではなく、長く競技を継続できるように根治を目指して施術します。


サッカーに多い怪我 足関節捻挫とは~詳しくはこちら

柔道整復師・八王子くわの森整骨院院長 剣持真克登監修


なかなか良くならない膝の痛み。どうせ痛いんだからとそのままにしていませんか?

くわの森整骨院は八王子駅徒歩5分、「横山町」バス停目の前! MAP

TOPへ

     2021年03月26日    

         

※個人の感想であり、効果には個人差があります。