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腰部脊柱管狭窄症の施術と処置|整骨院|八王子|腰痛

執筆者紹介
柔道整復師・八王子くわの森整骨院院長
剱持 真克登 監修
経歴
業界歴20年、八王子に開院して10年、のべ10万人の施術経験から
「その人にあわせる施術」を徹底し、歩いて院に来られる状態であれば
症状改善は可能である、というモットーをもって施術にあたっている。
COP(center of pressure)COG(center of gravity)等を元に
歩行各周期時に使用している筋肉等の評価を行い
日常生活から疼痛の原因を改善することを得意としている

はじめに

腰部脊柱管狭窄症は加齢に伴う退行性変化を基盤とし、日本の高齢者における有病率は10%程と言われます。1度発症すると腰痛が酷くなかなか自然治癒は見込めません。八王子くわの森整骨院は根治を目指した治療を行い、日常生活への復帰を支援します。

脊柱の解剖
脊柱は1本の骨から構成されるのではなく、椎体という楕円型の骨がいくつも積み重ねっています。腰椎は5つあります。その椎体と椎体の間はクッションの役割をする椎間板がつなぎます。椎体と椎間板の前後は脊柱の安定性に関与する靭帯が結合します。椎間板の中央部にはゲル状の組織からなる髄核があり、周辺部は同心円状に層をなす線維輪があります。椎体の後方は複数の突起がある骨とつながりますが、椎体との間に脊柱管という骨で囲まれたスペースがあります。その脊柱管を脊髄神経が通ります。
腰部脊柱管狭窄症が起きるメカニズムと症状
加齢性の変化によって椎間板が変性したり、後方の椎間関節が肥大します。その変化に伴い、脊髄の通り道である脊柱管が狭くなり、内部の脊髄や神経が圧迫されます。60歳以上の方が多く発症しますが、生まれつき脊柱管が狭い方もおり、30歳代などで発症することもあります。
馬尾神経が圧迫されると、両足のしびれや脱力感が出現します。神経根が圧迫されると、主に片足の痛みやしびれが出現します。馬尾神経と神経根の両方が圧迫されると、両方の症状が混在します。痛みよりもしびれが出現するケースが多いです。また、特徴的な症状に間欠性跛行があります。しばらく歩行すると痛みやしびれの増強のために、歩行が難しくなります。しかし、座ったり、前屈みになって休むと再び歩行が可能となります。症状が重くなると、排尿障害が出現することもあります。
腰部脊柱管狭窄症の一般的な施術
血流を改善することを目的とした薬物治療があります。痛みが強い場合には、局所麻酔剤やステロイドを神経やその周辺に注入する神経ブロックを行うこともあります。手術療法では切開して骨を取り除き、脊柱管を広げる除圧術と、それに加えて脊椎間の不安定さを改善する固定術があります。装具療法では、少し前屈みになるような装具を装着します。保存的治療の場合、筋肉の柔軟性を高めるストレッチや姿勢改善に向けた筋力トレーニングなどのリハビリも有効とされています。八王子くわの森整骨院での施術
つらい痛みがある場合は、徒手療法により緩和し、回復を早めます。安静期間が長引いていた場合、様々な部位に筋短縮を引き起こし、二次的に疼痛を強めることもあるので注意が必要です。痛みが緩和してくると、姿勢や動作観察などの評価を行います。腰への負担がかかる根本の原因が、足趾から体幹までの他部位の関節可動域や筋力の低下による場合も多くあります。根本となる原因を見落とさないよう丁寧に診察します。
筋力トレーニングでは特に横隔膜や腹横筋が重要で、脊柱への負担を軽減し、痛みやしびれの軽減につながります。腹部がぽっこりと出て肥満傾向の方には、無理のない範囲からウォーキングや自転車などの有酸素運動も勧めます。日常生活動作の少しの工夫で腰の負担を軽減することができますので、注意点の指導も行います。八王子くわの森整骨院は一時的な回復ではなく、無理のない日常生活に出来る限り早く復帰できるようにサポートします。
腰部脊柱管狭窄症の施術と処置~詳しくはこちら
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     2020年06月12日    

         

※個人の感想であり、効果には個人差があります。