冷えやむくみは根本から改善しましょう!|八王子|整骨院

2021年07月30日    

「季節関係なく手足が冷たい」「朝起きると顔がむくんでいる」「夕方からの足のむくみがひどい」など冷えやむくみにお悩みの方は多いでしょう。
マッサージや入浴をすれば、冷えやむくみは一時的に改善されます。
しかし、一時的な改善はすぐに再発を引き起こしてしまうため、結局は冷えやむくみの悩みを改善することができません。
そこで、冷えやむくみが起こる根本の原因を知り、冷えやむくみから解放されましょう。

クーラーで冷える女性

冷えが起こる原因①:血液不良

冷えが起こる原因として、まず1つ目に血行不良が挙げられます。
血液は心臓から循環して全身に巡っていますが、血液循環が悪くなれば手や足の先に血液が届きにくくなるため冷えが起こりやすくなります。
血液循環が悪くなる原因はさまざまなものが考えられますが、姿勢の悪さや運動不足など日常生活の習慣が関係していることも多いです。
姿勢が悪くなれば筋肉に偏った負荷がかかるため、筋肉が緊張して硬くなることで血流が悪くなります。
そうすると、手足に血液が届きにくくなることで冷えが生じます。

冷えが起こる原因②:自律神経の乱れ

自律神経は体温調整を行う役割がありますが、自律神経が乱れれば上手く体温調整ができなくなることで冷えが症状として現れるようになります。
自律神経が乱れる原因は、女性の場合はホルモンバランスの乱れが挙げられます。
また、身体にゆがみが生じていると、筋肉が緊張することで血液循環が悪くなり、自律神経に影響を与えます。

むくみの原因

私たちの身体の中では水分が血管を通じて循環しながら老廃物を排出するなどして水分バランスを維持しています。
しかし、余分な水分が貯まると血液から水分が皮膚の下にしみ出し、むくみとして現れるようになります。
血液循環が悪くなれば水分が上手く循環できなくなるため、むくみが生じやすくなります。
とくに足のふくらはぎの筋肉は血液循環のポンプ作用の役割を担っているため、運動不足や長時間のデスクワークなどで動かさないでいると血液循環が悪くなることでむくみを起こしやすくなります。

冷えやむくみは日常のケアも大切

冷えやむくみを改善するには、日常から正しいケアを行うことも大切です。
入浴は身体の内側からしっかり温めることができるので冷えの解消に繋がるだけではなく、緊張した筋肉が緩和されるので血行が促進されます。
そうすると、冷えやむくみの改善にも繋がると考えられます。
また、適度な運動やストレッチは、硬くなった筋肉の柔軟性を高めることができ、血行促進効果が期待できます。
ウォーキングや水泳、エクササイズなどふくはぎを動かす運動になるため、血液循環が促進されやすいことからおすすめです。

整骨院ならば根本からの改善が期待できます

整骨院では、冷えやむくみお悩みの方に手技などを用いた施術を行っています。
緊張して硬くなってしまっている筋肉をほぐし、血行が促進されやすいように施術していきます。
また、身体のゆがみがあれば部分的に筋肉をほぐしても、再び負荷がかかることで筋肉が緊張して血行不良を引き起こしてしまうため、身体のゆがみの改善も行っています。
くわの森整骨院では矯正施術により身体のゆがみへアプローチしていきますが、バキバキと音を鳴らすような無理な施術は行いません。
身体が硬くてお困りの方や、矯正施術が初めてで不安だという方でも安心して施術を受けていただけます。
冷えやむくみ以外の身体の不調の改善も期待できるため、まずはお気軽にご相談ください。


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柔道整復師・八王子くわの森整骨院院長 剣持真克登監修


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腰椎椎間板ヘルニアとは? | 八王子くわの森整骨院

2021年07月26日    

多くの人が悩まされている腰痛。その中でも足のしびれや筋力低下といった症状も起こる「腰椎椎間板ヘルニア」の特徴や原因、予防方法について八王子くわの森整骨院が専門的な視点からわかりやすく解説しています。

bussinessMan

腰椎椎間板ヘルニアとは?

腰椎椎間板ヘルニアとは、腰椎の椎間板の中から髄核という組織が飛び出して神経を刺激し、腰痛や足のしびれなどが生じる病態です。
20〜40代の男性に多くみられ、特に屈み仕事や力仕事をする人になりやすいといわれています。

腰椎とは?

背骨は頚椎、胸椎、腰椎、仙骨、尾骨から成り立っており、一つ一つの背骨を脊椎(せきつい)、全てをまとめて脊柱(せきちゅう)と呼びます。そのうち腰の部分にあるのを腰椎といい、腰椎は5つの脊椎から構成されています。

椎間板とは?

椎間板は脊椎と脊椎の間に存在し、主に脊柱にかかる衝撃や負担を和らげるクッションのような働きをしています。椎間板の中心には髄核(ずいかく)と呼ばれるゼリー状の組織が存在しています。

ヘルニアとは?

ヘルニアとは、体内の臓器や組織が本来あるべき箇所から「脱出・突出」した状態を指します。

腰椎椎間板ヘルニアの症状

脊柱の後方には神経が通っているため、椎間板から脱出してしまった髄核が神経を刺激することによって痛みや痺れを引き起こします。
腰椎椎間板ヘルニアを発症すると以下の症状がみられます。

  • 腰痛
  • お尻や足にかけての痛みやしびれ
  • 足の異常感覚
  • 足に力が入らない
  • 尿や便が出にくい

特に足に力が入らない、尿や便が出にくいといった症状は病態がかなり悪くなっていることが多いです。場合によっては手術を行い、神経を刺激している箇所を取り除くこともあります。

腰椎椎間板ヘルニアの原因

腰椎椎間板ヘルニアは主に以下のことが原因で発症します。

加齢による椎間板の変性

椎間板には水分が多く含まれているのですが、加齢によって水分量は減少していき、固くなってしまいます。するとクッション性が失われてしまい、椎間板に亀裂が生じることによってヘルニアを起こしやすくなります。

重たい物を持つ、前に屈むなどの動作が多い

前に屈むような動作をすると椎間板には圧縮されるストレスがかかります。特に負担のかかる動作は、屈んで床にある重たい物を持ち上げようとした時です。仕事で重たい荷物を運ぶことが多い人、ジムで床からバーベルを持ち上げるトレーニングをする人などはヘルニアを発症しやすくなります。

参考までに、立っている状態が椎間板へ100のストレスがかかるとすると、前に屈む動作は150、屈んで荷物を持つ動作は220になるといわれています。

座っている時間が長い

デスクワークや長時間のパソコン作業など、座っている時間が長いと椎間板に負荷がかかります。特に背骨が丸くなり、骨盤が後ろに倒れるような不良姿勢はより強く椎間板へストレスをかけてしまいます。

立っている状態が椎間板へのストレス100とすると、座っている状態では140、座っている状態から前に屈むと185、さらに荷物を持つと275になるといわれています。

腰椎ヘルニアの予防方法

腰椎ヘルニアを予防するための方法を以下に紹介します。

お尻やもも裏の筋肉を柔らかくする

前に屈む動作を行う際には、お尻にある大臀筋(だいでんきん)やもも裏にあるハムストリングスの柔軟性が必要になります。大臀筋やハムストリングスが硬いと、屈む際に腰へのストレスを強めてしまいます。ストレッチやマッサージによってそれらの筋肉を柔らかくすることはヘルニアの予防に効果的です。

腰のカーブを作る運動をする

腰椎は元々前に緩やかなカーブを描いており、このカーブは前弯と呼ばれます。腰椎の前弯があることよって椎間板へのストレスは軽減されるのですが、逆に丸まってしまうと椎間板には圧縮力がかかりヘルニアを発症しやすくなってしまいます。そのため腰椎の前弯を作るための腰痛体操や背骨周りの筋肉を鍛えることはヘルニアの予防に効果的です。

座っている姿勢や屈む動作を変える

椎間板は座っている姿勢や前屈み動作でストレスが強まります。ヘルニアを予防するためには座っている姿勢や屈み動作を改善することが有効となります。具体的にはなるべく腰の前弯を保てるような座り姿勢をとること、股関節や膝を曲げて屈むよう意識することなどが挙げられます。

まとめ

八王子くわの森整骨院で行っているブロック式骨盤矯正は腰椎椎間板ヘルニアの症状にも有効です。骨盤の状態を整えることで腰にかかっている負担を軽減させ、筋力を発揮しやすい状態にすることが可能となります。

 


>>腰椎椎間板ヘルニアとは?~腰の痛みについて詳しくはこちら

柔道整復師・八王子くわの森整骨院院長 剣持真克登監修


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成長期に多い「オスグッド」とは?|八王子|くわの森整骨院

2021年07月22日    

小学生や中学生に多い、膝のお皿の下に痛みが生じる症状「オスグッド」の原因、予防法、治療方法について八王子くわの森整骨院が専門的な視点からわかりやすく解説しています。

オスグッドとは?

オスグッドとは小学校高学年や中学生のスポーツをしている子どもに多く見られる膝の痛みを主症状とする疾患です。
正確な医学的診断は「オスグッド・シュラッター病」といい医師であるロバート・ベイリー・オスグッドとカール・シュラッターがそれぞれ別々にこの症例を発見したためといわれています。

オスグッドの症状

オスグッドはお皿の下にある脛骨粗面(けいそつそめん)という骨が突起した部分が腫れたり、熱を持ったりして痛みが出るのが特徴です。
ジャンプ動作やスクワット動作などで痛みが出やすく、進行すると階段の昇り降りやしゃがみ込みなど普段の生活にも支障をきたすようになります。

オスグッドのメカニズム

太ももの前面には大腿四頭筋という筋肉が存在しており、骨盤からスネの骨である脛骨(けいこつ)の脛骨粗面にかけて走行しています。主に膝を伸ばす働きがあり、膝を曲げることによって伸ばされる特徴があります。
スポーツなどで膝を曲げ伸ばしすることにより大腿四頭筋が伸び縮みするので、脛骨粗面には繰り返し引っ張られるストレスがかかります。この繰り返しかかるストレスによって腫れや痛みが生じるのがオスグッド病のメカニズムです。

また成長期の骨には成長軟骨、または骨端線と呼ばれる軟骨のように柔らかい組織が存在します。成長軟骨は骨が成長するのに欠かせない部位なのですが、骨よりも柔らかく脆弱なため筋肉に引っ張られる力に十分耐えうることができません。繰り返し筋肉に引っ張られることによって骨が突出するような変形をきたしてしまうのが、オスグッドで脛骨粗面が突出する原因となります。

オスグッドの原因

オスグッドが生じる原因は主に以下のことが挙げられます。

大腿四頭筋が硬い

太ももの前にある大腿四頭筋が硬いとオスグッドになりやすくなります。筋肉が硬いとその分骨を強く引っ張ってしまうストレスがかかってしまうためです。

大腿四頭筋の硬さチェック
うつ伏せに寝て膝を曲げた時に、踵がお尻に付かなかったり、お尻が持ち上がってしまったりする場合は大腿四頭筋が硬い可能性があります。

身長が急に伸びた

オスグッドは成長期の子どもに起きやすい特徴があります。成長期は骨が急成長をして伸びていくのですが、骨の成長に筋肉の長さがついていけなくなることがあります。すると結果的に骨を強く引っ張ってしまう力がかかり、オスグッド病を発症しやすくなってしまうのです。

姿勢が悪い

猫背姿勢やストレートネックといった悪い姿勢は、立った時に後方重心となりやすくなります。後方重心は後ろにバランスを崩しやすいのですが、後ろに倒れないように大腿四頭筋が常に働く状態となってしまいます。試しに立った状態で猫背になり、上半身が下半身より後ろになる姿勢を取ってみてください。大腿四頭筋が張ってくるのがわかるかと思います。このように常に大腿四頭筋に負担がかかってしまうことによってオスグッドが生じやすくなってしまのです。

オスグッドの治療方法

オスグッドの症状を和らげるために一般的には以下の治療が行われます。

アイシング

発症して間もない時期や強い痛み、熱感がある場合は患部を安静にしてアイシングを行います。発症したばかりの急性期に無理な負担をかけると逆に症状を悪化させることもあるので注意が必要です。

大腿四頭筋を柔らかくする

大腿四頭筋を柔らかくすることによって、脛骨粗面が引っ張られるストレスが和らぐため痛みを軽減する効果が期待できます。具体的にはストレッチやマッサージなどを行います。

姿勢やフォームの改善

後方重心の姿勢やフォームはオスグッドになりやすい特徴があります。そのため、姿勢は動作のフォームを改善して患部にストレスがかからないように矯正することが有効となります。

八王子くわの森整骨院で行っているブロック式骨盤矯正はオスグッドの症状にも有効です。
骨盤の状態を整えることで膝にかかっている負担を軽減させ、筋力を発揮しやすい状態にすることが可能となります。
さらに必要なエクササイズやフォーム指導を合わせて行うことで、より良い体の状態に整えていきます。


>>「成長期に多いオスグッド」ほかスポーツに関するブログはこちら

柔道整復師・八王子くわの森整骨院院長 剣持真克登監修


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産後に起こりやすい腱鞘炎とは?!|八王子|整骨院

2021年07月19日    

出産し子供が生まれれば、家事に加えて子育てに追われ「なんとなく手首が痛む」「痛くて手が動かしにくい」という悩みを抱えている方も少なくありません。

これは、産後に起こりやすい腱鞘炎の可能性があります。

なぜ産後に腱鞘炎は起こりやすいのでしょうか?

産後に起こりやすい腱鞘炎とは?!

腱鞘炎とは

そもそも腱鞘炎とはどのようなケガなのかというと、骨と筋肉を繋いでいる腱や、腱を包んでいる腱鞘に炎症が生じている状態です。

腱と腱鞘が過剰に擦れることによって炎症が起こります。

腱や腱鞘は全身のさまざまな場所に存在しますが、とくに動きの多い手首や指に発症しやすくなっています。

スポーツで一定の動作を繰り返すことでも生じますが、デスクワークのキーボード操作やスマホの長時間利用による指の酷使などでも生じることが多くなっています。

産後はホルモンが関係して腱鞘炎が起こりやすい

腱鞘炎というと、手首や指などをよく使う人が起こるというイメージがあるため、なぜ産後に腱鞘炎が起こりやすいのか疑問に思う方も多いでしょう。

産後に腱鞘炎が起こりやすい原因は、ホルモンが関係しています。

赤ちゃんは子宮で育ち、骨盤を通って生まれてきます。

そのため、出産に向けて骨盤が開くようにリラキシンというホルモンが分泌されるようになり、骨盤周りの筋肉や靭帯が緩んでいきます。

そして、出産を終えると開いた骨盤が閉じるためにオキシトシンというホルモンが分泌されるようになります。

そうすると、筋肉の柔軟性も低下するため腱や腱鞘も硬くなり、炎症を起こしやすくなってしまうのです。

子育ても腱鞘炎を助長させます

産後の子育てでは、赤ちゃんの抱っこやミルクを飲ませるなどさまざまな動作で手首が使われます。

ホルモンバランスにより腱や腱鞘が硬くなっている状態で、子育てによる動作で負荷がかかれば炎症が起こりやすくなります。

痛みが生じるようになれば手首や指などを動かすことも辛くなりますが、子育てでは痛みを我慢しなければならない場面も多いでしょう。

腱鞘炎が起こった時の対処法

腱鞘炎が起こった場合、痛みが強い時にはなるべく動かさないようにして安静にすることが大切です。

しかし、子育てをしていれば動かさないようにするということが難しいケースも多いでしょう。

そういった場合にはテーピングやサポーターをすれば、患部を固定しながら動かしやすくなります。

また、痛みのある部分が熱っぽくなっている場合には、アイスパックなどで10~15分ほど冷やすようにしてください。

腫れや熱っぽくなっている場合は炎症が強くなっていることが考えられるため、冷やすことで炎症が抑制され、痛みの緩和が期待できます。

産後トラブルは整骨院へ

産後には腱鞘炎だけではなく、体型が戻りにくいという悩みや、不眠、倦怠感、尿漏れ、腰痛、肩こりなどさまざまな不調が生じます。

こうした不調は出産による骨盤のゆがみが関係している可能性があります。

産後は骨盤周辺の筋肉が柔らかい状態なので、骨盤のゆがみを改善しやすい状態です。

そのため、産後骨盤矯正として産後2カ月前後から施術を受けることが推奨されています。

なかなか改善されない産後の不調は骨盤が関係している可能性があるので、整骨院で相談してみましょう。

早い段階で施術を受けるほど矯正しやすい状態なので、早期回復が期待できます。

産後から時間がかなり経過してしまった場合でも矯正施術は可能ですので、一人で悩まずにまずはご相談ください。


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ランナー膝(腸脛靭帯炎)とは?|八王子|くわの森整骨院

2021年07月15日    

ランナー膝とはその名の通り、マラソンの長距離ランナーに多くみられる膝の怪我です。
正式な名前は「腸脛靭帯炎(ちょうけいじんたいえん)」といいます。
サッカーやバスケットボールなど走るスポーツにおいて多くみられます。

ランナー膝(腸脛靭帯炎)とは?

ランナー膝の症状

ランナー膝は主に膝の外側に痛みが生じるのが特徴です。初期の頃はランニング後に痛みが生じて休むと軽快することが多いです。進行すると走り始めから痛み出したり、患部が熱を持ったりします。また太ももの外側が重だるく感じたり、痛みや張り感が生じたりすることもあります。

ランナー膝のメカニズム

太ももの外側には腸脛靭帯という細長い靭帯が存在しており、骨盤から膝の外側に向かって走行をしています。腸脛靭帯は膝が外側に傾くのを抑えている役割があり、膝を曲げ伸ばしすることによって前後方向に移動する特徴があります。
そのためランニングやスポーツで膝を動かすことにより、腸脛靭帯と大腿骨(太ももの骨)の間に摩擦が生じます。この摩擦の繰り返しによって炎症が起こり、痛みが生じるのがランナー膝のメカニズムです。

ランナー膝の原因

ランナー膝が生じる原因は主に以下のことが挙げられます。

●オーバーユース

ランナー膝は急にランニングを始めたり、練習量が増えたりすることによるオーバーユースが一番の原因となります。腸脛靭帯と大腿骨の摩擦の頻度が多ければ多いほど発症しやすくなります。

●外側に体重が乗りやすい

腸脛靭帯は膝が外側に傾くのを支えている役割があるため、外側に体重が乗りやすいと過度に負担がかかってしまいます。膝が外に傾いたり、体が左右に揺れたりするようなランニングフォームの場合、よりランナー膝を発症しやすいでしょう。

●足のアーチの崩れ

足の土踏まずの部分はアーチと呼ばれ、体重を受け止めるクッションや推進力を生み出すバネのような役割を果たしています。足には3つのアーチが存在していますが、このアーチが何らかの原因で機能しなくなると走っている時の衝撃をうまく受け止められなくなってしまいます。そのためアーチの乱れは腸脛靭帯への負担を強めてしまい、結果的にランナー膝を引き起こしてしまうのです。

●骨盤周りや太ももの筋肉が硬い

腸脛靭帯は骨盤や太ももにある筋肉と連結しています。そのため周りの筋肉が硬くなることによって、腸脛靭帯の動きも悪くなり、より摩擦を生じやすくなってしまいます。

●O脚である

両足をくっつけて立った姿勢で両膝の間の隙間が大きい場合をO脚といいます。O脚は正に膝が外に傾いた状態なので、普通の人と比べても腸脛靭帯への負担が大きくなってしまいます。

ランナー膝の治療方法

ランナー膝の症状を和らげるために一般的には以下の治療が行われます。

●アイシング

発症して間もない時期や強い痛み、熱感がある場合は患部を安静にしてアイシングを行います。発症したばかりの急性期に無理な負担をかけると逆に症状を悪化させることもあるので注意が必要です。

●骨盤や膝周りの筋肉を柔らかくする

腸脛靭帯は骨盤や膝周りの筋肉と連結しており、周りの筋肉を柔らかくすることによって症状を和らげる効果が期待できます。具体的にはストレッチやマッサージなどを行います。

●筋力トレーニング

体幹、下半身の筋力トレーニングを行い、動作で膝が外に傾かないようにしていきます。

●テーピング

伸縮性のあるテーピングには筋肉の動きを改善させたり、治癒を促進する効果があるといわれています。適切な方法でテーピングを貼ることによって腸脛靭帯の負担を軽減させ、痛みを和らげる効果が期待できます。

●インソール

インソールとは靴の中敷のことですが、形状や高さを調節して体重のかかる位置を変化させることができます。そのため適切なインソールを使用することでランニングのフォームや負担の程度を変化させて痛みを和らげる効果が期待できます。

まとめ

八王子くわの森整骨院で行っているブロック式骨盤矯正はランナー膝の症状にも有効です。
骨盤の状態を整えることで膝にかかっている負担を軽減させ、筋力を発揮しやすい状態にすることが可能となります。
さらに必要な筋力トレーニングやフォーム指導を合わせて行うことで、より良い体の状態に整えていき症状の再発を予防していきます。


>>「ランナー膝(腸脛靭帯炎)とは?」ほか膝の症状のブログはこちらから

柔道整復師・八王子くわの森整骨院院長 剣持真克登監修


膝の痛みは放っておいてもよくなりません。
痛みを我慢するよりも一度八王子くわの森整骨院で症状をチェックしてみませんか?

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