妊娠中の腰痛、原因をサクッとまとめました!|八王子|整骨院

2021年09月24日    

妊娠中は、妊娠直後から出産直前までさまざまな理由で腰痛を発症することがあります。

なかなか身体を自由に動かせない妊娠中は少しの運動でもとても大変でおっくうになりがち。

重ねて腰痛も発症してしまい、せっかくの妊娠期間中を楽しく過ごせないと感じる方も多いと聞きます。

そこでこの記事では、妊娠中に起こる腰痛の原因について簡単にまとめてみました。

人生の大きなイベントである出産に向けて、妊娠期間中を有意義に過ごし楽しい時間とできるよう、ぜひ参考にしてみてください。

妊婦さん

妊娠中の腰痛、その原因とは

妊娠中に発症する腰痛の原因として、体重の増加をイメージする方が多いのではないでしょうか。

しかし実際のところ、妊娠中の腰痛の原因は体重の増加によるものだけではないのです。

妊娠中の腰痛の原因とされるものを以下の通りまとめました。

  • 反り腰
  • ホルモンの作用
  • 体形の変化
  • 下半身の血行不良
  • 心理的不安

ここでは、それぞれの原因について詳しく解説します。

反り腰

妊娠中期・後期に入ってくると、少しずつお腹が大きくなってきますよね。

お腹が大きくなることにより身体の重心は前に移動するため、妊娠中期から後期にかけての妊婦さんは、上半身を後ろに反らせてバランスを取る姿勢に徐々に変化していきます。

このように上半身を後ろに反らせた姿勢を【反り腰】と言い、背中や腰に大きな負担となる姿勢としても有名です。

妊娠中期から後期にかけてお腹が大きくなってきた妊婦さんの腰痛は、反り腰の姿勢が原因となる場合があります。

ホルモンの作用

妊娠中はホルモンの分泌についても通常時との違いがあり、妊娠した女性は胎盤や黄体から女性ホルモンの【リラキシン】が分泌されるようになります。

リラキシンは月経前と妊娠3か月~産後2、3日に分泌される、女性ホルモンの一種です。

このリラキシンが腰痛を引き起こす原因とも考えられており、それはリラキシンの働きに理由があるとされています。

リラキシンは、母子ともに出産に耐えられるように産道周辺の靭帯を緩める働きがあり、左右の恥骨が合わさる恥骨結合を特に緩める効果のある女性ホルモンです。

恥骨結合部が緩むだけでなく、リラキシンの分泌により身体中の靭帯が緩んでしまうため、身体中の筋肉や間接に負担が増え、特に腰や肩に痛みを発症することが多くなります。

体形の変化

お腹の赤ちゃんが大きく育ってくる妊娠中期から後期にかけての期間は、妊婦さん自身の体重増加が進む期間とも言えます。

体重が増加した結果、主に腰の周辺にある靭帯や筋肉、関節などに通常時よりも多くの負担がかかるため、腰痛を発症することがあります。

また、腰痛以外では背中、足の付け根、お尻や太ももなどに痛みの症状が出る場合もあるので覚えておくとよいでしょう。

下半身の血行不良

赤ちゃんも大きく育ちいよいよ出産まであと一歩となる妊娠後期には、大きくなった赤ちゃんがお腹や骨盤内の血管を圧迫するようになります。

このため下半身の血行不良が起こりやすくなり、血流が悪くなることが多いです。

下半身の血流が悪くなった結果、腰や下肢が冷えてしまい腰痛を発症する場合があります。

心理的不安

妊娠中はお腹の赤ちゃんの様子が目で確認できないため、赤ちゃんの発育に関する不安がつきものです。

また、初産婦・経産婦に関係なく出産に対する不安も大きいでしょう。

このような心理的な不安を抱えながら過ごすことになる妊娠期間中は、自律神経のバランスが乱れる場合が多いです。

自律神経のバランスが乱れると胃腸に影響を与え、胃痛の症状を訴える妊婦さんも多くいらっしゃいます。

一見、腰痛とは関係のなさそうな胃痛の症状ですが、胃の裏側には背中の神経が通っているため、場合によっては背中の神経を通じて腰まで痛みの症状が広がるので注意が必要です。

結果的に腰まで広がった胃腸関連の不調を、腰痛の症状と感じるのです。

我慢できない腰痛は病院に相談!

妊娠中の腰痛にはさまざまな要因が絡んでいる場合があります。

そのため、家事ができない・仕事ができない・上の子の面倒が見られないなど、日常生活に支障が出るような痛みの症状が続く場合は、まず産婦人科の医師に相談するようにしましょう。

中には、痛みはしっかり感じているのに、具体的にどの部分が痛むのか区別が付かないという場合があります。

そのため、『腰痛の症状だと思っていたのに実はお腹の痛みだった』という可能性もあるので注意が必要です。

妊娠・出産に関する専門医はあくまでも産婦人科医ですので、腰痛の症状を感じたらまず産婦人科医に相談し、整骨院での施術について確認してみましょう。

ストレッチや体操などで適度な運動を取り入れることで、腰痛の症状に改善がみられる場合もあります。

八王子・くわの森整骨院では妊娠中の腰痛についてのアドバイスも行っていますので、お気軽にご相談ください。

 


>>腰の痛みにお困りの方はこちらもどうぞ

柔道整復師・八王子くわの森整骨院院長 剣持真克登監修


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骨盤がゆがむとは?骨盤帯痛の原因と対処法|八王子|整骨院

2021年09月22日    

こんにちは、JR八王子駅より徒歩5分の場所にある八王子くわの森整骨院です。

今回は「骨盤のゆがみとはどういうことか」からはじめ、骨盤周囲の痛み(骨盤帯痛・腰痛)の原因と対処法についてご紹介していきます。

骨盤矯正

骨盤の構造

骨盤とは、脊柱(腰椎)につながる「仙骨」と、仙骨の下に連なる「尾骨」、左右の大きな「寛骨」からなる骨です。仙骨と寛骨は背中側で「仙腸関節」によって繋がり、左右の寛骨は前側で「恥骨結合」によって繋がっています。骨盤は上から見ると、真ん中が空いたリング状になっています。

 

寛骨は腸骨・恥骨・坐骨から形成され、成長過程で繋がり1つの骨になっていきます。腸骨はお腹を横から触り、ウエストの下あたりに触れる前からお尻の方まで弓のような形に広がる骨です。恥骨は下腹部の下方にあるゴリゴリと触れる骨。坐骨は、正しく座ったときに座面に触れる左右の骨です。

 

骨盤の形は、男性と女性で違いがあります。男性に比べ女性の方が、骨盤の上が広く、下も広くできています。男性型は幅が狭く、高さがあるのに対し、女性型は幅広く、低くできているのが特徴的です。女性は分娩に適した形になっています。

 

骨盤は、仙骨で脊柱と連結し、寛骨は股関節の一部にもなっています。つまり、骨盤は上半身と下半身を繋ぐ重要な部分です。体の重さを下肢に伝え、下肢からきた衝撃などの力を体幹に伝えていく役割を担っています。

 

骨盤の位置によって体幹と下肢のアライメント(姿勢・ゆがみ)や重心位置が変わってしまいます。逆に、体幹や下肢のアライメントによっても骨盤の位置は変わってしまいます。

 

理想的な姿勢では、立位で横から見たときに「耳たぶ-肩-大転子(股関節横の出っ張った骨)-膝のお皿の後ろ-外くるぶしの前」が一直線に並びます。この線は理想的な重心線なので、この線から逸脱している部分があれば、身体のどこかに負担が生じやすいと考えられます。ぜひ鏡で確認して、ご自身の姿勢と向き合う参考にしてみてください。

 

骨盤がゆがむとはどのような状態?

「骨盤のゆがみ」という言葉をよく耳にすると思います。しかし一方で「骨盤がゆがむなんてありえない」とも聞くことがありませんか?「いったいどっちが正しいんだろう」と混乱してしまう方も多いでしょう。ここでは、「骨盤のゆがみ」について解説します。

 

「仙腸関節」は関節とはいえ、可動性が他の関節と比べて小さく、意図的に動かせません。そして仙腸関節も恥骨も、いくつもの靭帯によって強固に固定されています。これらの理由から「骨盤がゆがむなんてありえない」と言われることがあるのです。また、骨盤自体は大きな硬い骨の集まりですし、骨そのものの形が変わってしまうことはありませんから、そういう意味でのゆがみは無いと言えるでしょう。

 

しかし骨盤を支えているのは靭帯だけではありません。骨盤周囲・体幹筋・股関節周囲筋の筋肉も支えています。骨盤そのものは大きく動かなくても、可動性に富んだ脊柱と股関節に挟まれているため、筋肉の緊張や短縮によって、骨盤の位置はいとも簡単に変わってしまうのです。具体的には、前後に傾く「前傾」「後傾」や、左右どちらかを向いてしまう「捻じれ」が挙げられます。これが「ゆがみ」と呼ばれるものです。

 

骨盤のゆがみは、姿勢が悪く見えるだけでなく、痛みにもつながってきます。骨盤矯正を行うことで骨盤帯痛や腰痛、股関節痛などの改善が期待できます。

 

骨盤帯痛の原因

骨盤周囲の痛みを、骨盤帯痛と呼びます。骨盤は靭帯や筋で固定されていますが、さまざまな原因によって不安定になり、恥骨痛・仙腸関節痛・腰痛といった症状につながってきます。

 

仙腸関節はほとんど可動性がないものの2~3㎜動くとされ、関節の形としても靭帯や筋といった補助がなければ不安定です。靭帯や筋が正しく働いて初めて、仙腸関節や恥骨をホールドする力が働き、安定させることができるのです。しかし靭帯や筋がうまく働けない状態になると、関節への負担が大きくなり痛みに繋がってしまいます。

 

靭帯や筋がうまく働けない大きな原因は二つ挙げられます。一つは不良姿勢による筋の不均衡で、もう一つは妊娠・出産などによる靭帯のゆるみです。ひとつずつ解説していきます。

 

不良姿勢による筋の不均衡

姿勢や動作のクセによって骨盤がゆがむと、ある一部の筋が過緊張状態になったり、硬くなったりします。本来、左右・前後バランスよく骨盤を支えたいところが、片側・一部だけしか支えられません。これより、関節や特定の筋への負担が増大します。

 

また骨盤を支える筋は、身体の深層にあるインナーマッスルと呼ばれる筋が主な役割を担っています。インナーマッスルが働くことで、骨盤や体幹を安定させながらアウターマッスルによる滑らかな動作が可能になるのです。しかしインナーマッスルが上手く働けない状態にあると、アウターマッスルが骨盤や体幹の固定に使われてしまいます。すると動作に支障をきたし、身体の一部分への負担が大きくなって痛みに繋がってくるのです。

 

例えば、骨盤を支えようとお尻のアウターマッスル(大殿筋やハムストリングス)がガチガチに硬くなっていると、「おじぎの動作」で股関節が上手く動けず腰椎の動きがメインになってしまいます。それは本来よりも腰椎の過剰な運動を強いることになり、腰痛を引き起しやすくなります。

 

インナーマッスルは日頃の姿勢が大切で、ついラクな姿勢でいると弱ってしまいます。また、左右対称についている筋のため、動作のクセによって身体がゆがむと働きにくくなります。こういった筋の不均衡(ある筋は過剰に働いて過緊張、ある筋は弱くて低緊張)が、痛みの原因になるのです。

 

妊娠・出産などによる靭帯のゆるみ

妊娠中はリラキシンというホルモンが靭帯を緩めるといわれています。そのため仙腸関節や恥骨の可動性が増大します。

 

また妊娠後期~出産では恥骨結合が通常よりも1㎝広くなるといわれています。この影響で、リング状の骨盤の後方にある仙腸関節を支える靭帯が緩み、仙腸関節も緩くなります。妊娠中に限らず、何かしらの影響で靭帯にゆるみや損傷が生じた際には同じ現象が起きるのです。

 

さらに妊娠中は胎児が大きくなるにつれて、腹筋群や骨盤底筋群が引き延ばされて弱くなります。お腹が前に出る分、重心位置も前方に変わり、それに適応するように姿勢も崩れていきがちです。そして出産後も完全に回復しない身体にも関わらず、繰り返し赤ちゃんを抱きかかえるため、姿勢にクセがつきやすくなります。

 

骨盤帯痛の対処法

動作時でなくても骨盤帯が痛い場合や、神経症状が強く出ている場合は関節自体に問題がある可能性があるため病院を受診しましょう。

ここでは筋の弱さや、不良姿勢からくる痛みに対しての対処法をお紹介します。

 

骨盤ベルトの使用

骨盤帯をホールドすることで体幹や骨盤の安定性を助け、痛みの軽減や動作向上を期待できます。しかし長期間にわたる使用は、インナーマッスルを逆に弱めてしまうといわれているため、短期的な使用にとどめましょう。骨盤ベルトを使用する際は、しっかり骨盤をホールドできるよう装着位置に気をつけます。股関節部分の横に出っ張る骨(大転子)直上あたりを締めると良いです。

 

患部を温める

筋の過緊張をやわらげ、痛みを緩和する効果が期待できます。方法としては、マイクロ派や超音波療法、ホットパックがあります。家庭で行うなら、カイロや蒸しタオル、湯たんぽが挙げられます。お風呂に入るのも良いでしょう。妊婦は、マイクロ波・超音波の使用は不可ですし、お腹への直接の温めは禁忌なので行わないようにしてください。

 

マッサージ

過緊張になった筋や硬くなった筋をほぐします。強く揉むと筋を傷つけてしまうので、力に気をつけます。

 

ストレッチ

短縮してしまった筋の柔軟性を上げることで、姿勢を改善します。とくに骨盤帯痛や腰痛では、股関節周囲筋と背筋が硬い場合が多いです。

 

腸腰筋

1仰向けになります

2片方の膝を抱え込むようにしっかり曲げます

3反対側の脚は脱力し、足が浮かないように注意します

4曲げていた膝を伸ばし、反対側の膝を同様に曲げます。

 

ハムストリングス・内転筋

1床に脚を伸ばして座ります

2両脚を左右に開きます

3片方のつま先を掴むように、片脚に対して上体を倒します

4反対側も行います

※骨盤はなるべく立てるイメージで背中を丸め過ぎず、両脚の間・真ん中に上体を倒します

※終始、膝はできるだけ曲がらないようにしましょう

※片脚を伸ばしている間、反対側の脚はあぐらのように曲げてもOK

 

大殿筋

1イスに座り、片方の足首を反対側の膝上に乗せます

2膝に乗せた方の脚に手を置き、上体を倒します

※反動をつけず、じんわりと自分の体重で伸ばすイメージです

 

脊柱起立筋

1仰向けになります

2両ひざを抱えるほうに背中を丸めます

3仰向けに戻り、両膝を立てます

4両膝を右に倒して身体を捻じります

5ゆっくり元に戻し、左へ倒して身体を捻じります

※身体を捻じるときは、膝を倒した方と逆側の肩が床から離れないようにします

 

インナーマッスルの強化

骨盤帯を支えるインナーマッスルを鍛えることで、骨盤帯の安定性を向上させます。また自分で動かすことで、筋の緊張をほぐします。

 

腹横筋

腹横筋は、腹直筋や外腹斜筋・内腹斜筋より深層にあり一般的な腹筋運動(上体起こし)では鍛えにくいです。腹式呼吸から始め、次第にローリングへと進めていきましょう。

腹式呼吸

1両膝を立てた仰向けになります

2息を吐き切ります

3鼻から自然に、お腹が膨らむのを感じながら息を吸います

4お臍が背中にくっつくイメージで息を吐きます

 

ローリング

1両膝を立てて仰向けになります

2腹式呼吸をし、息を吐くタイミングでお臍を見るように背中を丸め起こします

 

骨盤底筋群

お小水を止める役割のある筋です。仰向けから始め、座った姿勢、立った姿勢、動作時など、強度を上げていけます。

基本の収縮方法は、腹式呼吸の息を吐くタイミングで、お尻の穴をキュっと締めます。

 

体幹のインナーマッスルを複合的に鍛える方法

1両膝と両手を床についた四つ這いになります

2お臍をのぞき込むように背中全体を丸めます

3肩甲骨を内側・下側に寄せながら、背中全体をそらせます

4次に両膝と両手を床についた四つ這いのまま、右手を上げます

5左手、右脚、左脚とそれぞれ一肢ずつあげます

6右手と左脚、左脚と右足という風に対側の上下肢を同時に上げてゆっくり下ろします

 

骨盤矯正、姿勢改善は八王子くわの森整骨院まで!

骨盤のゆがみについてと、そこから起こりうる骨盤帯痛や腰痛についてご紹介しました。日常生活では、ついついラクな姿勢や動作パターンになりがちです。結果、筋肉が硬くなったり弱くなったりして、関節や筋に過剰な負担を強いることになってしまいます。

 

今回ご紹介したストレッチや筋力トレーニングは、左右・前後対象を意識して行ってみてください。苦手な方向があれば、そちらに問題がある可能性があります。硬い筋をほぐし、良い姿勢の中でインナーマッスルを使っていくことが大切です。

 

ご自身で試してみて、それでも改善が難しい場合は、八王子駅にあるくわの森整骨院までご相談ください。今回は骨盤周囲に着目しましたが、身体は繋がっています。肩こりや膝・足首の痛みにも姿勢は密接に関わっています。当院では硬くなった筋をしっかり見極め、施術していきます。一時的な痛み軽減ではなく、再発しにくい身体づくりを目指していますので、ぜひお任せください。

 

参考文献 「妊娠・出産期の理学療法 著)須永康代 理学療法-臨床・研究・教育2019」

「妊婦に対する理学療法 著)平本奈津子 理学療法学 2014」

「OMRONホームページ vol.124骨盤のゆがみを運動で予防する」

「腰椎疾患に対するリハビリテーション-運動療法とセルフトレーニングを中心に- 著)菅俊光 脊髄外科 2017」

「腰痛に対する運動療法-理学療法的視点から- 著)相羽宏,舟崎裕記,川井謙太朗 脊髄外科 2017」

「リハプランマガジン 腸腰筋ストレッチの4つの効果と難易度別の10種の運動方法をご紹介」

「都立大整形外科クリニック お尻のストレッチ紹介」

「ウィメンズヘルスリハビリテーション 編)ウィメンズヘルス理学療法研究会 MEDICAL VIEW 2014」

「理学療法士のためのウィメンズ・ヘルス運動療法 監修)上杉雅之 医歯薬出版株式会社 2017」

「ウィメンズヘルスと理学療法 編)石井美和子,福井勉 三輪書店 2016」

 


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ジュニア期の選手に多い腰椎分離症とは?|八王子|くわの森整骨院

2021年08月11日    

腰椎分離症とは?

腰椎分離症とは腰椎後方部分の疲労骨折で、腰を反ったり捻ったりすると腰に痛みが生じる病態です。中学生や高校生のスポーツをしている子に多くみられ、特にサッカー、野球、テニス、陸上など頻回に体を捻ったり反ったりする競技で多発します。
よく聞く病名なので簡単に考えてしまいがちですが腰の骨が疲労骨折を起こしており、放置していると重大な後遺症を招いてしまう病態です。

ジュニア期の選手に多い腰椎分離症とは?

腰椎とは?

背骨は頚椎、胸椎、腰椎、仙骨、尾骨から成り立っており、一つ一つの背骨を脊椎(せきつい)、全てをまとめて脊柱(せきちゅう)と呼びます。そのうち腰の部分にあるのを腰椎といい、腰椎は5つの脊椎から構成されています。
腰椎は上から見て前の半分を椎体(ついたい)、後ろの半分を椎弓(ついきゅう)といいます。
腰椎分離症はこの椎体と椎弓の境目部分に亀裂が入り、離れてしまうことで発症します。

腰椎分離症の症状

主に腰を反ったり、捻る動作で腰に痛みが生じます。
また分離症を起こしている背骨を押すと痛みが出ます。
進行すると足やお尻にしびれや痛みが出ることもあります。

腰椎分離症の原因

腰椎分離症は主に以下のことが原因で発症します。

●腰を反る、捻る動作の反復による疲労

腰を後ろに反る、捻る動作の繰り返しで負担がかかることが主な原因です。ハリガネを繰り返し曲げ伸ばししていると一箇所に負担がかかり、ポキッと折れてしまうようなイメージです。

負担がかかりやすい主なスポーツ動作は以下が挙げられます

・サッカーのキック動作
・野球のバットスイング動作
・バレーボールのスパイク動作
・走り幅跳びや高跳びのジャンプ動作
など。

●股関節や胸椎の柔軟性が乏しい

スポーツ動作で体を反ったり捻ったりする時は腰だけでなく、股関節や胸椎も一緒に動くことが理想です。股関節や胸椎が硬くて動かないと、その代わりに腰に大きな動きが求められます。そうなると腰だけに大きな負荷がかかるため腰椎分離症を発症しやすくなります。

腰椎分離症の予防方法

腰椎分離症を予防するための方法を以下に紹介します。

●股関節を柔らかくする

股関節が柔らかく動くことで、腰を反ったり捻ったりするストレスを軽減させることができます。特に股関節が後ろに伸びる伸展、内側に捻る内旋、外側に捻る外旋方向の可動性が重要となります。具体的には筋肉をマッサージしたり、ストレッチしたりすることが有効となります。

●体幹のインナーマッスルを強化する

体幹の奥の方にあるインナーマッスルは腰を安定させて保護する役割があります。特に重要な筋肉は腹横筋(ふくおうきん)と多裂筋(たれつきん)です。これらのトレーニングをすることによって腰へのストレスを軽減させることが有効となります。

腰椎分離症の治療方針

腰椎分離症と診断されたら原則、スポーツを休止して腰を安静にします。コルセットをして腰に負担をかけないようにして骨を癒合させることを第一優先とします。
発症して早期の場合、適切な治療がなされれば多くの場合、骨が癒合して完治となります。ですが腰椎分離症を見逃してしまってスポーツを続けていると、骨が癒合せず手術が必要となることがあるので要注意です。

腰椎分離症は放置しておくと背骨がずれてしまう「腰椎すべり症」や、神経の通り道が狭くなってしまう「脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう)」を引き起こしてしまう可能性があるため早期に適切な治療を行う事が大切です。

八王子くわの森整骨院で行っているブロック式骨盤矯正は腰椎分離症の症状にも有効です。
骨盤の状態を整えることで腰にかかっている負担を軽減させ、筋力を発揮しやすい状態にすることが可能となります。
分離してしまった骨を癒合させるには回復を待つしかありません。ですが骨盤を矯正したり、筋肉を緩めたりすることによって腰への負担を軽減させることはとても重要です。


>>「ジュニア期の選手に多い腰椎分離症とは?」ほか、腰の症状についてもっと詳しく
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最近ケガをしやすいとお困りの中高年の方へ|八王子|整骨院

2021年08月4日    

年齢を重ねると、日常の何気ない動作でケガをしやすくなりませんか?
運動不足を解消しようと運動を始めてケガすることもあれば、何もない所でつまずいて捻挫してしまうようなこともあるでしょう。
また、高齢者の方はベッドから落ちてしまい骨折するというケガも問題になっています。
こうしたケガには適切な対処を行うことで早期回復が期待できます。
また、日常生活の中でケガをしないようにするための予防も行っていきましょう。

最近ケガをしやすいとお困りの中高年の方へ

ケガをしたらすぐに応急処置を行いましょう

日常生活の中やスポーツをしていてケガをしてしまった場合、すぐに応急処置をすることが大切です。
すぐに処置を行えば、ケガが悪化することを予防しながら、ケガの早期回復も見込めます。
自己判断で軽いケガだから応急処置は必要ないと判断すれば、ケガが悪化してしまい、治りも遅くなってしまう原因になります。
ケガをした場合には、すぐに次の処置を行いましょう。

・安静にする
ケガをしたら、動かさずに安静にします。
無理に動かせば、炎症が拡大することで症状が悪化する恐れがあります。
患部を動かさないようにし、動かしてしまいそうになる箇所の場合は包帯などを使って固定するようにしましょう。

・冷やす
ケガをした直後は炎症を起こしています。
患部付近をアイスパックなどで冷やせば炎症が抑制され、痛みの緩和や早期回復が期待できます。
冷やしすぎると低温火傷してしまう可能性があるので、10~15分冷やして様子を見、痛みが強いようであれば再度冷やすようにしましょう。

ケガ予防①:運動前後はストレッチをする

運動前後には必ずしっかりとストレッチをするようにしましょう。
ストレッチをせずに急に運動を始めれば、緊張している筋肉が動作についていくことができずにケガをしてしまう原因になります。
また、運動後にストレッチをすれば、筋肉疲労の緩和が期待できます。

ケガ予防②:日頃からストレッチをする

身体は動かさないでいると、どんどん筋肉や靭帯などの組織は硬くなってしまいます。
そうすると、急な動きに対応することができずに転倒してしまい、ケガをするようなことが増えるのです。
そのため、日頃からストレッチを行い、筋肉や靭帯の柔軟性を高めるようにしましょう。
筋肉の柔軟性が高まれば血行も促進されるようになり、腰痛や肩こりの予防にも繋がります。

ケガ予防③:筋肉量を高める

適度な運動を行い、筋肉量を高めることもケガの予防に繋がります。
筋肉量が少なければ身体を上手く支えることができないため、バランスを崩しやすくなることでケガに繋がります。
筋肉量があれば身体をしっかりと支えることができ、急な動きをしても筋肉が支えてくれるので転倒の予防になります。
ウォーキングやエクササイズ、ジョギングなど適度な運動を行うようにしましょう。

ケガ予防④:整骨院で施術を受ける

日頃の姿勢の悪さや運動不足などが重なり、硬くなってしまった筋肉などの組織は自分で柔軟性を高めることが難しいという方も多いでしょう。
整骨院の施術では、硬くなってしまった筋肉をほぐし、柔軟性を高めることができます。
身体が硬くて動かしにくいという方や、運動することができないという方は、まず整骨院で柔軟性を高めましょう。
そして、バランスの悪くなった身体の筋肉を調整し、歪みを整えることで転倒などの日常の中で起こるケガが起こらないような身体作りをサポート致します。


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冷えやむくみは根本から改善しましょう!|八王子|整骨院

2021年07月30日    

「季節関係なく手足が冷たい」「朝起きると顔がむくんでいる」「夕方からの足のむくみがひどい」など冷えやむくみにお悩みの方は多いでしょう。
マッサージや入浴をすれば、冷えやむくみは一時的に改善されます。
しかし、一時的な改善はすぐに再発を引き起こしてしまうため、結局は冷えやむくみの悩みを改善することができません。
そこで、冷えやむくみが起こる根本の原因を知り、冷えやむくみから解放されましょう。

クーラーで冷える女性

冷えが起こる原因①:血液不良

冷えが起こる原因として、まず1つ目に血行不良が挙げられます。
血液は心臓から循環して全身に巡っていますが、血液循環が悪くなれば手や足の先に血液が届きにくくなるため冷えが起こりやすくなります。
血液循環が悪くなる原因はさまざまなものが考えられますが、姿勢の悪さや運動不足など日常生活の習慣が関係していることも多いです。
姿勢が悪くなれば筋肉に偏った負荷がかかるため、筋肉が緊張して硬くなることで血流が悪くなります。
そうすると、手足に血液が届きにくくなることで冷えが生じます。

冷えが起こる原因②:自律神経の乱れ

自律神経は体温調整を行う役割がありますが、自律神経が乱れれば上手く体温調整ができなくなることで冷えが症状として現れるようになります。
自律神経が乱れる原因は、女性の場合はホルモンバランスの乱れが挙げられます。
また、身体にゆがみが生じていると、筋肉が緊張することで血液循環が悪くなり、自律神経に影響を与えます。

むくみの原因

私たちの身体の中では水分が血管を通じて循環しながら老廃物を排出するなどして水分バランスを維持しています。
しかし、余分な水分が貯まると血液から水分が皮膚の下にしみ出し、むくみとして現れるようになります。
血液循環が悪くなれば水分が上手く循環できなくなるため、むくみが生じやすくなります。
とくに足のふくらはぎの筋肉は血液循環のポンプ作用の役割を担っているため、運動不足や長時間のデスクワークなどで動かさないでいると血液循環が悪くなることでむくみを起こしやすくなります。

冷えやむくみは日常のケアも大切

冷えやむくみを改善するには、日常から正しいケアを行うことも大切です。
入浴は身体の内側からしっかり温めることができるので冷えの解消に繋がるだけではなく、緊張した筋肉が緩和されるので血行が促進されます。
そうすると、冷えやむくみの改善にも繋がると考えられます。
また、適度な運動やストレッチは、硬くなった筋肉の柔軟性を高めることができ、血行促進効果が期待できます。
ウォーキングや水泳、エクササイズなどふくはぎを動かす運動になるため、血液循環が促進されやすいことからおすすめです。

整骨院ならば根本からの改善が期待できます

整骨院では、冷えやむくみお悩みの方に手技などを用いた施術を行っています。
緊張して硬くなってしまっている筋肉をほぐし、血行が促進されやすいように施術していきます。
また、身体のゆがみがあれば部分的に筋肉をほぐしても、再び負荷がかかることで筋肉が緊張して血行不良を引き起こしてしまうため、身体のゆがみの改善も行っています。
くわの森整骨院では矯正施術により身体のゆがみへアプローチしていきますが、バキバキと音を鳴らすような無理な施術は行いません。
身体が硬くてお困りの方や、矯正施術が初めてで不安だという方でも安心して施術を受けていただけます。
冷えやむくみ以外の身体の不調の改善も期待できるため、まずはお気軽にご相談ください。


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