2022年02月15日
年齢を重ねるごとに身体は老化していきますが、日常生活の中でケガが増えているとお悩みの方も多いでしょう。
小さな段差で転倒してケガをしてしまうこともあれば、急な動きをして身体を痛めてしまうようなこともあります。
なぜ、こうしたケガが中高年になると増えてしまうのでしょうか?
今回は、中高年になるとケガが増える原因や対処・予防法についてご紹介します。
中高年になると増えるケガの種類
中高年になると、「昔のように身体を動かせない」と感じることが増えるものです。
自分が思っているよりも身体がついてくることができず、ケガをする機会も増えてしまいます。
中高年になると増えるケガには、転倒による捻挫や打撲、脱臼などが挙げられます。
また、急な動きに対応することができずに軽度の肉離れを起こしてしまうこともあるでしょう。
場合によっては、骨折など回復に時間のかかるケガを負ってしまうようなこともあります。
ケガが増えてしまう理由
年齢を重ねるごとにケガが増えてしまう原因の1つに、筋力の低下が挙げられます。
筋肉は身体を支える役割を果たしているため、筋力が低下すればバランスよく身体を支えることができなくなります。
そのため、段差などにつまずいた時にバランスを崩し、そのまま転倒してしまうことがケガに繋がるのです。
また、加齢によって血液循環が悪くなることもケガに繋がると考えられます。
血液循環が悪くなれば、筋肉が緊張して硬くなってしまいます。
すると、急な動きに筋肉がついていくことができず、筋肉や周辺組織が損傷してしまうのです。
ケガをした時の対処法
ケガをしても「大したケガではない」と自己判断して放っておくという方も多いでしょう。
しかし、ケガを放置すれば症状の悪化や、後遺症として残ってしまう恐れがあります。
そのため、ケガはすぐに対処することが大切です。
ケガをした場合には無理に動かさず、安静にするようにしましょう。
そして、ケガをした箇所をアイシングします。
アイシングすることで、炎症が抑制されれば痛みの軽減や、早期回復が期待できます。
こうした応急処置を終えた後は、すぐに整骨院や医療機関で適切な処置を受けるようにしてください。
ケガの予防法
ケガを予防するには、日頃から運動をして筋力を高めることが大切です。
筋力が高まれば身体のバランスを保ちやすくなり、ケガの予防に繋がります。
ウォーキングなどの全身運動は、血液循環を促進する効果も期待できます。
運動は継続することで効果が期待できますが、運動をするにあたって注意点があります。
それは、しっかりと運動前にストレッチなどの準備運動を行うということです。
準備運動を行わず、筋肉や関節が硬い状態のまま運動を行うことはケガを引き起こす原因になってしまいます。
念入りに筋肉をストレッチして、関節を動かすようにしましょう。
整骨院で硬くなった筋肉をほぐし、身体のバランスを整えましょう
加齢や運動不足で筋肉が硬くなってしまっていると、関節の動かしにくさも生じます。
整骨院では手技を中心とした施術で、硬くなった筋肉をほぐすことで関節の動かしやすさを取り戻すことができます。
そして、ズレの生じた関節の位置を元に戻すことで、身体のバランスを整えることができます。
そうすれば、身体のバランスを取ろうとして転倒することや、急な動きに身体がついていかずにケガをするようなことも防げるようになるでしょう。
中高年になって身体が思うように動かせなくなったという悩みを抱えている方は、整骨院のサポートで身体の不自由さの改善を行いましょう。
>>中高年に多いケガの原因や対処法について
柔道整復師・八王子くわの森整骨院院長 剣持真克登監修
「もう年だから…」と、身体の不調見て見ぬふりをしていませんか?
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カウンセリングを通して、
お客様一人一人の悩みに寄り添った施術を心がけています。
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2022年02月10日
手の指に痛みや動かしにくさがあるとお悩みではありませんか?
指の痛みや動かしにくさは、「ばね指」かもしれません。
スマホやパソコンの使い過ぎでばね指にお悩みの方は最近、急増しています。
そこで今回は、ばね指の症状や原因、対処法などばね指について詳しくご紹介します。
ばね指とはどんな状態なのか?
ばね指とは、手の指に発症する腱鞘炎の1種です。
指には屈筋腱と靭帯性腱鞘という腱と腱鞘が存在し、屈筋腱が腱鞘の中を滑らかに移動することで指の曲げ伸ばしを行うことができます。
しかし、何らかの原因で腱や腱鞘に炎症が起こることで、腱が腱鞘の中をスムーズに動かすことができなくなります。
動かす際には腱と腱鞘が擦れることで痛みが生じ、炎症で肥大化した腱が引っかかるようになることで動かしにくさも生じるようになります。
ばね指の主な症状
ばね指の主な症状は、指の付け根の痛みや指の動かしにくさです。
両手のどの指にも起こり得るものですが、とくに親指や中指、薬指に生じやすいと言われています。
初期症状では指を曲げようのとした際の痛みや、伸ばしにくさが生じます。
とくにばね指の症状は朝方に出やすいと言われています。
そして、症状が進行すると、曲がった指を戻そうとした際にカクンと指が跳ねる「ばね現象」が起こるようになります。
さらに悪化すれば、曲がったまま伸ばせなくなることや、隣の指まで動かしにくくなるようなこともあります。
ばね指が起こる原因
ばね指が起こる主な原因は、「使いすぎ」と「ホルモンバランスの乱れ」の2種類が挙げられます。
とくに近年ではスマホの使い過ぎでばね指になる若者が増えています。
●指の使いすぎ
日常的に手や指を酷使していると、指の腱や腱鞘に大きな負担がかかります。
負担が積み重なることで炎症が起こりやすくなり、気付けばばね指を発症してしまいます。
スマホの操作やパソコンのキーボード、マウスの操作などでばね指が発症する人が増加しています。
また、ピアノを弾く人や、ゴルフやテニスなど手を使うスポーツをしている人にも生じやすいです。
●ホルモンバランスの乱れ
更年期や妊娠~出産期の女性に発症することが多いため、ホルモンバランスの乱れが関係していると言われています。
更年期には閉経を迎えることで女性ホルモンの分泌が減少し、妊娠~出産期もホルモンバランスが乱れやすくなります。
ホルモンバランスが乱れると筋力や骨密度が低下することに伴い、腱や腱鞘の機能も低下することで炎症が起こりやすくなると考えられています。
ばね指の対処法
ばね指が発症した直後は、痛みのある方の手を使わないように安静にすることが大切です。
そのまま無理をして動かしていると、症状が悪化してしまう恐れがあります。
しかし、指は日常生活でも頻繁に使用する部位なので、包帯やテーピングなどを使用して生活に不便が生じないように固定することをおすすめします。
ばね指の予防としては、指の使い過ぎに注意することです。
スマホやパソコンを長時間使用することを避け、使いすぎている指を休めるようにしましょう。
ばね指は整骨院でも対応しています
ばね指は何度も再発するという方も少なくありません。
ばね指の根本から改善を目指すために、整骨院でゆがみを整えることをおすすめします。
日常生活における不良姿勢や動作により身体にゆがみが生じていると、肩から繋がる肘や手首、指などの関節にもゆがみが生じやすくなってしまいます。
すると、指の腱や腱鞘も炎症が起こりやすくなるため、ばね指が生じやすくなってしまうのです。
くわの森整骨院では身体のゆがみを整える施術を行っています。
ばね指にお悩みの場合には、お気軽にご相談ください。
>>指の痛みの原因は「ばね指」かもしれません
柔道整復師・八王子くわの森整骨院院長 剣持真克登監修
身体のゆがみを調整し、不調の改善をします。
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2022年02月5日
手足にしびれを感じることがあると、脳や手足に異常があるのではないかと不安に思う方も多いでしょう。
手足のしびれが起こる原因は、実は首や背中に原因があることも少なくありません。
そこで今回は、手足のしびれが生じる原因や対処法についてご紹介します。
手足のしびれが起こるメカニズム
手足のしびれが生じる原因は、神経が麻痺していることで生じます。
脳から全身に神経が繋がっており、「運動神経」は脳から動かすことを伝える神経です。
この神経に障害が生じると、しびれや、力が入りにくくなるなどの症状が現れるようになります。
また、「知覚神経」は手足の感覚を脳に伝える神経です。
この神経に障害が生じた場合にもしびれ症状が現れます。
知覚神経によって生じるしびれ症状は、長時間の正座などが原因として挙げられます。
手足のしびれが起こる原因
手足のしびれが生じると、脳に病気があると考えてしまう方も多いかもしれません。
しかし、多くの場合は首や腰、下半身に原因があります。
手足のしびれを引き起こす原因には次のことが考えられます。
●頚椎椎間板ヘルニア
首の骨のクッションの役割を果たしている椎間板という組織の中にある髄核が、外に飛び出してきてしまう疾患です。
これにより、首の神経が圧迫や刺激を受けて腕や指先にしびれが生じます。
頸椎椎間板ヘルニアは、首へ大きな負荷がかかった場合や、加齢が原因で生じます。
●ストレートネック
スマホ首とも呼ばれ、本来あるべき首の弯曲が失われてしまう状態です。
スマホやパソコンを見る際に頭が前に出ることで首へ大きな負荷がかかり、首の弯曲が徐々になくなってしまいます。
首の弯曲が無くなれば負荷がかかりやすくなり、首周りの筋肉が緊張することで首の痛みが生じます。
この際に、神経が圧迫されれば手足にしびれが生じることもあります。
●腰椎椎間板ヘルニア
腰の椎間板の中にある髄核が外に飛び出てきてしまい、神経を圧迫してしまう疾患です。
日常的な不良姿勢や腰への負荷、加齢が原因で生じます。
腰の痛みや足のしびれなどの症状が現れます。
●梨状筋症候群
梨状筋というお尻の筋肉が緊張して硬くなり、坐骨神経を圧迫してしまっている状態です。
デスクワークなどの座りっぱなしで作業を行うことや、スポーツで繰り返し負荷が加わることなどが原因で生じます。
お尻からふくらはぎにかけて痛みやしびれを感じます。
手足のしびれの対処法
手足のしびれが生じた場合には、温めることがおすすめです。
筋肉が緊張して硬くなることが原因で神経が圧迫され、その神経が繋がっている部分にしびれ症状が現れていると考えられます。
そのため、入浴などで身体を温めれば、血行が促進されて筋肉の緊張がほぐされ、神経の圧迫の緩和が期待できます。
また、ストレッチや適度な運動でも血行が促進され、筋肉がほぐれることで神経の圧迫の解消を見込めます。
しびれ症状が強い場合に無理する必要はありませんが、日頃からストレッチや運動をしてしびれの予防を行いましょう。
整骨院ではしびれ症状の根本へアプローチします
慢性的なしびれにお悩みの場合には、根本の原因にアプローチする必要があります。
整骨院では緊張した筋肉をほぐし、神経の圧迫を緩和させます。
また、筋肉の緊張を起こす原因となっている身体のゆがみと整えることで、部分的な負荷がかかってしまうことを改善します。
根本の原因が改善されれば、手足のしびれ症状に悩まされることもなくなるでしょう。
くわの森整骨院では、身体全体のバランスを確認しながら必要な施術を提案致します。
>>手足のしびれが起こる原因とは?
柔道整復師・八王子くわの森整骨院院長 剣持真克登監修
患者様の身体への負担を考慮し、不調の改善をします。
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2022年01月30日
40代後半から50代になり、更年期に悩まされる女性は非常に多いでしょう。
発汗や動悸、イライラ、不眠など「更年期障害」が生じると、日常生活でつらいことが増えてしまいます。
年齢だから仕方がないと諦めている方も多いですが、更年期障害の症状は日常生活の対処や整骨院の施術で軽減させることが可能です。
つらい更年期障害の症状は放っておかずに、緩和や改善を目指しましょう。
更年期障害とは
更年期障害とは、自律神経が乱れて不調が生じることを指します。
女性は中高年になると閉経を迎えますが、閉経に伴い女性ホルモンのエストロゲンが減少することで、自律神経に乱れが生じると言われています。
この中高年の時期を「更年期」と呼ぶため、更年期障害と呼ばれています。
しかし、更年期障害は中高年の女性だけではなく、若年の女性や男性にも発症することがあります。
男性の場合は、更年期に男性ホルモンが減少することが原因と言われています。
一方で、若年の女性は過度のダイエットやストレスが原因で自律神経が乱れ、若年性更年期が発症すると考えられています。
更年期障害の症状が生じるメカニズム
更年期障害は、自律神経の乱れが原因で起こります。
自律神経は血液や筋肉、脳、心臓などさまざまな身体の機能をコントロールしている神経です。
自律神経には交感神経と副交感神経の2種類があり、交感神経は昼の活発な時期に機能する神経です。
一方で、副交感神経は夜のリラックス時や睡眠時に機能します。
この2つの神経の切り替えが上手くできなくなることで不調が生じるようになります。
更年期障害の主な症状
更年期障害で生じる代表的な症状は、血管の拡張に関する症状です。
交感神経が優位になることで血管が拡張し、ほてりやのぼせ、発汗、動機などの症状が現れるようになります。
また、交感神経が優位になる時間が長くなることで身体や脳は緊張や興奮状態が続き、不眠やイライラ、集中力の低下など精神的な不調の生じやすくなります。
その他にも、頭痛や肩こり、倦怠感など更年期障では幅広い症状が現れ、症状の現れ方には個人差があります。
更年期障害の症状を緩和する方法
更年期障害は自律神経の乱れが原因で生じるため、つらい更年期障害の症状を緩和させるには、自律神経の乱れを整える必要があります。
日常生活で行える方法としては、腹式呼吸を行うことがおすすめです。
腹式呼吸はフレッシュな酸素を体内に取り込むことができるため、リラックス効果が得られます。
すると、副交感神経が優位になることで自律神経を整えることに繋がると考えられます。
また、腸内環境を整えることも自律神経の乱れの改善が期待できると言われています。
乳製品や発酵食品を積極的に摂取して、腸内環境を整えましょう。
整骨院で自律神経の乱れを整えましょう
自律神経は目に見えないものなので、自力で乱れを調整することは難しいものです。
自律神経の乱れは放っておいても自然に改善するものではありませんし、症状が悪化してしまう恐れもあります。
更年期障害にお悩みの場合は、整骨院で自律神経の乱れを整える施術を受けることをおすすめします。
整骨院では、筋肉の緊張をほぐして血流を促進させることで、自律神経の乱れを整えていきます。
くわの森整骨院でも自律神経の調整を行っているので、更年期障害の不調にお悩みの場合はお気軽にご相談ください。
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2022年01月25日
外反母趾にお悩みの方は非常に多く、とくに女性に発生しやすいと言われています。
足の親指の付け根が「く」の字に変形し、痛みが伴うこともあります。
外反母趾になると靴を選ぶことも大変ですし、外反母趾から身体のさまざまな不調を引き起こすケースもあります。
外反母趾が起こる原因を知り、外反母趾の対策や予防を行いましょう。
外反母趾が引きおこす不調とは
外反母趾が生じると、足の親指が変形して見た目が不格好になるだけではありません。
骨が突き出ることで痛みが生じれば、歩き方に影響してしまいます。
歩き方が変われば、体重をかけるバランスが崩れてしまうことにより、足の裏のアーチ構造が崩れてしまいます。
足裏のアーチ構造がくずれれば偏平足が生じてしまい、姿勢の崩れが発生します。
姿勢が崩れると腰痛や肩こり、頭痛などさまざまな不調が生じるようになります。
外反母趾が起こる原因とは
外反母趾は女性に多く発症することから、女性は男性よりも関節が柔らかく、筋力が弱いことが関係していると言われています。
また、生まれつき外反母趾になりやすいという先天的な原因も考えられます。
しかし、外反母趾は生活習慣の積み重ねが原因で生じることが多いです。
外反母趾を引き起こす生活習慣は、次のようなことが挙げられます。
●靴の圧迫
サイズの小さい靴や、先の尖ったデザインの靴は、足を圧迫します。
すると、親指が圧迫を受けることで徐々に変形してしまい、外反母趾が生じます。
また、ヒールの高い靴はつま先に負担が大きくかかるため、外反母趾が生じやすくなります。
●歩き方
正しい歩き方ができていないと、つま先に負担がかかることで外反母趾が生じやすくなります。
とくにつま先や足全体を地面につけるような歩き方をしていると、外反母趾になりやすいと言えます。
●筋力の低下
足の筋力が低下すると、足の横のアーチ構造が崩れやすくなってしまいます。
アーチ構造は体重を分散させるために大切なものなので、崩れが生じることで足のつま先に負担がかかりやすくなり、外反母趾が生じやすくなります。
外反母趾の対策と予防法
一度発生した外反母趾は自力で戻すことは難しいですが、悪化しないように日常生活の中で対処・予防することが大切です。
まずは靴の見直しを行いましょう。
自分の足のサイズや形に合った靴を選び、ヒールはなるべく避けることをおすすめします。
また、歩く際には姿勢を正し、かかとから着地することを意識してください。
歩き方を正すことで、外反母趾の予防だけではなく身体のゆがみの予防にも繋がります。
そして、日常的に足の筋力を高める運動をすることも大切です。
足の指をグーパーして動かすことや、ゴムバンドを親指に引っ掛けて外側に引っ張る運動などで筋力を高めましょう。
整骨院では外反母趾の改善や不調の解消が期待できます
外反母趾が生じている原因は、歩き方や筋力低下からくる身体のゆがみが原因の場合もあります。
整骨院ではゆがみを矯正することで、つま先へかかる負担を軽減させる施術を行います。
ゆがみが調整されれば正しい姿勢を維持しやすくなるため、外反母趾の悪化を予防することができます。
また、外反母趾の改善にむけて日常生活における注意点や予防などのアドバイスも行っています。
>>「外反母趾は整骨院で相談できます!」ほかためになるブログが沢山!
柔道整復師・八王子くわの森整骨院院長 剣持真克登監修
外反母趾の痛みを改善が期待するだけでなく、
原因の根本を取り除くアプローチをしましょう。
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