テレワークによるパソコン作業から起こる身体の痛み

2021年03月12日    

新型コロナウイルスの感染拡大により、働き方が変わった方も多いでしょう。
出勤を減らして自宅でのテレワークに切り替わるなどして、感染予防が行われています。
テレワークにより新型コロナウイルスの感染を予防することは大切ですが、テレワークになってから肩こりや腰痛が辛くなったという方も少なくありません。

そこで、テレワークのパソコン作業がどのように身体の痛みを引き起こしているのか紹介していきます。

肩こり

パソコン作業の姿勢が肩こりや腰痛を引き起こしています

テレワークによる自宅でのパソコン作業が増えたことで起こる肩こりや腰痛の原因は、姿勢に問題があると考えられます。
オフィスでの仕事はパソコンだけではなく席を立って他の作業をすることもあれば、もともとは営業職なので座りっぱなしの作業は少ないという方もいるでしょう。
テレワークではパソコンの前に座りっぱなしで作業することになるため、同じ姿勢が長時間続いてしまいます。
そうすると、腰回りの筋肉が緊張することで硬くなり、血流が悪くなるため腰痛が起こりやすくなるのです。
また、パソコン作業をする際に机や椅子の高さが合っていなければ、頭が前に出たような姿勢になってしまいます。
頭が前に出ると首には負荷がかかり、首や肩周りの筋肉が緊張することで肩こりが生じるのです。
パソコン作業は長時間続けずに休憩を挟み、簡単なストレッチをして筋肉を緊張をほぐしましょう。

眼精疲労も肩こりを引き起こす原因です

テレワークにより長時間パソコン作業を続けていれば、目は疲れてしまいます。
これまで出社するスタイルで仕事をしていればパソコン作業以外の作業もあるため自然と目が休まっていたものの、テレワークではパソコン作業のみが行われるため目を酷使することになります。
そして、肩こりと眼精疲労は密に関係しています。
テレワークにより目やその周囲の筋肉が緊張して眼精疲労を起こせば、同時に首や肩の筋肉も緊張することで肩こりを引き起こしてしまうのです。
とくにパソコン作業では瞬きの回数が減りやすく、ドライアイから眼精疲労を起こすことも少なくありません。
目が疲れないように時々目を閉じたり遠くを見たりすることで目を休ませ、同じ姿勢を続けないようにして筋肉の緊張をほぐすようにしましょう。

腱鞘炎にも要注意?!

テレワークによるパソコン作業が続くことで、腱鞘炎に悩む方も急増しています。
キーボードで文字を打つ作業やマウスでクリックする動作を繰り返すことで、指や手首の関節が炎症を起こしてしまうのです。
とくに中高年になると腱や腱鞘が硬くなるため、炎症を起こしやすくなります。
手首や指の使い過ぎによって腱鞘炎は起こるため、使いすぎないように作業が続く場合には休憩することが大切です。
違和感がある場合には症状が悪化しないように早めに処置するようにしましょう。
炎症を起こしている場合には炎症部分を冷やし、テーピングで固定します。

整骨院で身体の痛みを改善しましょう

テレワークによるあちこちの身体の痛みは、マッサージや湿布などで対応しても一時的な回復にしかなりません。
身体の痛みを改善するには、整骨院で痛みの根本から改善していきましょう。
硬くなった筋肉をほぐすだけではなく、歪んだ骨盤を矯正することで身体のゆがみを整えれば腰痛や肩こりの解消に繋がります。
くわの森整骨院では無理にボキボキと動かさない矯正施術を行っているので、矯正が初めての方でも安心して施術を受けていただけます。
身体の痛みや違和感を感じた場合には、早めに施術を開始することで回復までの期間も早く済みます。


テレワークによるパソコン作業から起こる身体の痛み
柔道整復師・八王子くわの森整骨院院長 剣持真克登監修


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腰痛の原因は猫背?猫背の種類や特徴を解説

2021年03月10日    

日常の姿勢は習慣になってしまっているので、自身では姿勢の悪さに気付いていない方も多いでしょう。
とくに日本人には猫背が多く、猫背が腰痛を引き起こす原因になっているかもしれません。
ただし、猫背にはいくつかの種類があるので、自身の猫背の種類を知って改善を目指していきましょう。

猫背の姿勢

なぜ猫背が腰痛の原因になるのか?

姿勢が悪いと身体がゆがみを引き起こし、腰に負荷がかかることで腰痛を起こしやすくなります。
身体のゆがみは骨盤のゆがみへと繋がり、骨盤がゆがめば身体の筋肉バランスが悪くなってしまいます。
筋肉のバランスの悪さから腰には必要以上の負荷がかかるようになり、筋肉が疲労を起こして腰痛を発症するのです。
また、筋肉疲労で筋肉が硬くなれば、血流も悪くなることが腰痛を助長させます。

猫背は腰痛以外の症状も引き起こす

猫背が原因で起こる症状は腰痛だけではありません。
背骨が猫背によってゆがむことで、腰から繋がる首や肩への負荷も大きくなります。
そうすると、肩こりや首の痛みなどを引き起こします。
また、猫背姿勢は肋骨の動きも悪くしてしまうので、呼吸が浅くなりがちです。
呼吸が浅いと胸の苦しさを覚えるだけではなく、血中の酸素が不足するので疲れやすさを感じやすくなるでしょう。
もちろん見た目にも猫背は格好悪いので、疲れた印象や年齢よりも老けた印象を与えてしまいます。

猫背の種類と改善策

猫背と一言でいっても、全てが同じ姿勢というわけではありません。
猫背にはいくつかの種類があり、種類ごとに特徴があるので改善すべき点も異なってきます。
猫背の種類を知ることで改善すべき部分を把握することが大切です。

首猫背

近年多いタイプの猫背で、顔が前に出ている猫背です。
ストレートネックとも呼ばれ、スマホやパソコンを見る際の姿勢が前のめりになってしまっていることが原因の1つとして挙げられます。
首猫背のタイプの方は、肩こりや首の痛みに悩むことが多いでしょう。
スマホやパソコンの画面を目の高さに合わせるようにすれば、背中が曲がる姿勢を改善できます。
また、朝起きた時に首の痛みを感じるような場合には、枕の高さが合っていないことが考えられます。
枕の高さを低くするなど調整してみてください。

背中猫背

一般的に猫背と呼ばれる姿勢で、背中が丸くなっている状態を指します。
背中が丸くなることで胃が圧迫され、腰痛だけではなく胃痛や胸やけ症状が現れることもあります。
腹筋を上手く使えていないことが原因でお腹が前に出てしまっており、筋力の少ない女性に多い姿勢と言えるでしょう。
お腹の筋肉を正しく使えるようにするためにも、体幹トレーニングなどでインナーマッスルを鍛えることをおすすめします。

腰猫背

背中だけではなく腰まで曲がった状態になっており、デスクワークの多い仕事をしている人に多い猫背タイプと言えます。
腰だけではなくお尻周りなどにも痛みを生じたり、足の痛みやむくみ症状が現れる場合もあります。
腰猫背の場合も背中猫背と同様に、筋肉が上手く使えていない状態です。
腹筋や背筋で背中を支えて背筋を伸ばせるようにするためにも、インナーマッスルを鍛えましょう。

まとめ

日常的な習慣を見直し、猫背姿勢を改善することは腰痛改善や予防に繋がります。
しかし、これまでの猫背姿勢によってゆがみが生じた骨盤やその他の骨格を自力で戻すことは難しいものです。
まずは整骨院の矯正施術で身体のゆがみを調整し、自身でできる日常的な対策も取り入れていくことが大切と言えます。

 


腰痛の原因は猫背?種類や特徴を解説~詳しくはこちら

柔道整復師・八王子くわの森整骨院院長 剣持真克登監修


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妊娠前後の腰痛と骨盤の歪み

2021年02月28日    

妊産婦の多くでみられる悩みに腰痛が挙げられます。
妊娠前後の体重の変化や産後の骨盤帯の歪みにより、腰背部に負担がかかりやすくなることが影響しています。
八王子くわの森整骨院では、骨盤の歪みにアプローチし腰痛の軽減を目的とした施術を行っています。

妊娠中の女性

産後に生じる腰痛の原因

妊娠を経験したことがある方の中には、腰痛に悩まされツラい経験をしたことはありませんか。

腰痛は、産前からの体型の変化や出産に恥骨が拡がり、身体を支える骨盤が不安定になることが原因となるのです。

骨盤を形成する恥骨は、出産のために分泌されるホルモンにより結合部分が緩みます。
そのため、通常よりも骨盤が不安定になり、重たくなった身体を支えるために脊柱や腰背部の筋力で補おうとする代償動作がみられます。

お腹が大きくなった時や赤ちゃんを抱っこする際にも同様で、体幹を前傾、もしくは後傾してバランスをとることが多く、必然的に腰背部の筋肉の緊張が高まりやすい傾向があるでしょう。

これらのことより、妊産婦は腰痛を患うリスクが高くなるのです。

他にもホルモンの影響や心因性によるケースもありますが、産後に腰痛が慢性化するケースは珍しくなく、特に骨盤の歪みや姿勢に関してはしっかりとしたケアが必要と言えるでしょう。

慢性化させないためのケアが大事

産後は、関節が緩んだり、骨盤が歪んだりした状態で過ごすため痛みを引き起こしやすく慢性化しやすい状態と言えるでしょう。

しかし、多くの方が子育てなど多忙な生活を過ごされているため、ご自身のケアを後回しにしてしまう傾向があるのです。

ご自宅では、ストレッチや体幹の筋力トレーニングに取り組むことも悪くはありません。

確かにケアに通う時間を確保することが難しいかも知れませんが、産後に自宅でケアを始めると正しい方法で行えない場合もあるはずです。

そのため、ケアを始める前に「正しい方法で一人一人に合った対策」を知ることが慢性化させないポイントです。

産後の骨盤矯正とは?

当院では、産後の骨盤の歪みを元に近づける「骨盤矯正」にも力をいれています。
具体的には、痛みに配慮した「ブロック式骨盤矯正」を行わせて頂きます。
ブロック式骨盤矯正では、歪んだ部位にブロックを差し込みお客様の体重を利用して、施術していく方法です。
そのため、矯正でイメージされるようなボキボキと動かすことはなく、リラックスした状態で施術を受けて頂けます。

さらに、矯正した骨盤を「さらし固定法」とよばれる固定法で安定させることで、より高い効果が期待できるのです。

なお、さらし固定法は通気性もよく、産後の皮膚への影響もほとんどありません。

八王子くわの森整骨院では

妊婦の約60~70%もの方が、腰痛に悩まされています。
さらに産後も腰痛に悩まされることが続く場合も少なくはありません。
もし、産後に腰痛や骨盤の痛み、姿勢の変化を感じる場合には早めのケアが望ましいでしょう。
八王子くわの森整骨院では、痛みに配慮したブロック式骨盤矯正など多様な手技を用いて骨盤矯正に取り組んでいます。
産後の身体の変化やツラい腰痛などにお悩みの場合には、当院にお気軽にご相談ください。


妊娠前後の腰痛と骨盤の歪み

柔道整復師・八王子くわの森整骨院院長 剣持真克登監修


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頭痛治療と身体の歪み

2021年02月26日    

頭痛にお悩みの方は、体質が問題と考えられている声を聞きます。確かに頭痛になりやすい体質はあるかもしれませんが、実は歪んだ身体が原因の場合もあるのです。

八王子くわの森整骨院では、身体の歪みを矯正し頭痛を解消できる身体作りを提案させて頂きます。

頭痛の原因は特定できない? 頭痛を解消するには?

実は厚生労働省の見解でも、基礎となる病気がない場合の頭痛の原因は詳しく分かっていないのが現状です。

 

しかし、実際にずきずき痛かったり、重い鈍痛があったりと頭痛に悩まされる方は少なくありません。

 

きっと医療機関を受診しても特定の診断をされず、原因が明らかにならないまま薬を処方してもらった経験がある方も多いのではないでしょうか。

「緊張性頭痛」や「偏頭痛」のように基礎疾患がないケースでは、ストレスや精神的な不安などとも影響があるとされていますが、頭部や肩周囲の筋肉が自然と緊張している場合が多いのです。

 

そのため、これらの筋肉を和らげることも大事になりますが、このように筋肉の緊張が高まりやすい方の多くは、身体に歪みがある方が多く、その歪みを改善することが頭痛の解消にも繋がるのです。

 

身体の歪みと頭痛の関係

肩こりや首周りの筋肉が凝ると、頭痛になりやすいと言われています。

 

しかし、元々そのように筋肉が凝る方の多くは上半身を支える骨盤から歪んでいる場合が多いのです。

 

例えば、肩こりの方は脊椎の彎曲が強まり、肩甲骨と呼ばれる骨の位置が通常より、上方や外側に位置しているケースが多いです。

 

これは、骨盤の歪みを他の部位で代償的に補った結果として脊椎、次いで肩甲骨の位置がずれてくることがあるのです。

そして、症状として自覚しやすい肩こりや頭痛に繋がってしまうのです。

 

もちろん、肩や首の筋肉に対して局所的にアプローチするのも大事です。

 

とはいえ、結局のところ基盤が崩れていると背中を丸めたり、非対称的な姿勢になりやすく

歪んだ状態で日々過ごすことでより肩周りや首周囲の筋肉が硬くなり、頭痛が起こりやすくなるのです。

土台から矯正するメリット

頭痛に対して土台となる骨盤からアプローチするメリットは2つあります。

 

1つは、自分でも気付けない不良姿勢を解消できることです。

 

なぜなら、多くの場合には不良姿勢になっていることに気付けていない、もしくは気付けていなくてもケアできていない方が多いからです。

 

そのため、頭痛に対しても内服や肩のマッサージのみなど対処療法のみ行ってしまうのです。

 

2つめは正しい姿勢でケアが行えるようになる点です。

 

中には、自宅でセルフケアに取り組まれる方もいるでしょう。

しかし、骨盤を矯正するためには、正しい知識や正しいフォームでのケアが必要です。

特に骨盤は、前傾や後傾といった動きを行う際に、コツを掴むのが難しい部位です。

 

そのため、まずは徒手や道具を使用し動きを誘導してあげることで効果的に骨盤を矯正することが期待できるのです。

 

八王子くわの森整骨院では

八王子くわの森整骨院では、骨盤矯正や深層筋を調整し身体の歪みを矯正する施術を実施しています。

土台となる骨盤を矯正することで、筋肉も和らぎ肩こりや首の張りを解消することが期待できます。

また、身体の緊張や歪みを解消することで、神経も整い頭痛になりにくい身体を作ることが期待できるのです。

 

骨盤矯正といっても、当院で実施するブロック式骨盤矯正は、お客様の体重を利用した施術の為、痛みを心配する必要もありません。

慢性的な頭痛やひどい肩こりに悩んでいる場合には、まずは土台となる骨盤からみなおしてみましょう。

当院は頭痛になりにくい身体作りを目標としていますので、お悩みの方はお気軽にご相談ください。

 

頭痛治療と身体の歪み~詳しくはこちら

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腰痛はどうして起こるの?原因と対処法

2021年02月23日    

こんにちは。
JR八王子駅より徒歩5分の場所にある八王子くわの森整骨院です。

さて、今回のスタッフブログではなぜ腰痛は起こってしまうのか、その原因と対処法についてご紹介していきたいと思います。

腰痛の原因

一度、体のバランスを崩すとつらい痛みに悩まされる腰痛ですが、その腰痛のメカニズムと原因についてご紹介いたします。

背中と腰の構造から見た原因

脊柱を横から見ると、私たちの背骨は柱を立てたように真っ直ぐではありません。首が前、背中が後ろ、腰が前というようなS字形のカーブを描いています。もし脊柱が真っ直ぐだと、様々な衝撃で脳に振動が直接伝わることになってしまいますが、S字形になっているので、衝撃が吸収されて振動が響きにくくなっているのです。

さらに、脊柱は上半身を支える役割をしているだけではなく、曲げたり伸ばしたりひねったりという動きに対応できるような、しなやかな構造になっています。

仕組みを見ると、重い頭を支える役目を果たしている頸椎(けいつい)が一番上にあり、その下に胸椎(きょうつい)、腰椎(ようつい)と続いていますが、腰椎は仙骨(骨盤)の上に乗っています。これらはそれぞれ、7個、12個、5個の椎骨というブロックを積み重ねた構造になっています。

椎間板があるおかげで、ある程度の伸縮性があって曲げたり伸ばしたりの脊柱の動きができ、脊柱にかかる衝撃を吸収して和らげる役目を果たしてくれているのです。

しかし、椎間板は老化が早くて、25歳をすぎた頃から椎間板の中央にある髄核(ずいかく)の水分が減り始め、35歳以降になるとその髄核を取り巻く繊維輪という軟骨の水分も減少して弾力性が落ちていきます。そのためにクッション効果が弱まり、腰椎への衝撃を緩和できなくなって腰痛が起こりやすくなります。

その他に筋肉の老化によって、上体を支えられなくなる場合や神経からくる痛みが原因の場合や、背骨(脊柱)の中にある脊髄から出ている末梢神経が痛みの原因となる場合もあります。

よく発生する主な原因

姿勢の悪さや一定の姿勢
前かがみや直立した姿勢を続けていると、腰の筋肉に大きな負担がかかります。

過度の運動や動作
激しいスポーツや、重いものを持ち上げた時や肉体労働などで腰の筋肉を酷使した場合にも腰痛が起こることがあります。

筋肉の衰え
運動不足や、加齢のため腰の筋力が衰えている人は腰にかかる負担がいっそう大きくなり、腰痛を起こしやすくなります。

骨の老化
閉経後の女性には、骨粗しょう症で骨がもろくなり、圧迫骨折を起こす人がいます。
そのために背中が曲がるなどして、背中が腰にかけて痛みが発生します。

内臓の病気
肝臓や子宮などの病気によって腰痛が起こることがあります。
頑固な腰痛がある方は、躊躇せずに病院や医師の診察を受けるようにして下さい。
腰痛イラスト

こんな方は腰痛に注意しましょう

  • 先天的に骨組みなどに以上がある方
  • 骨の形、配列に問題のある方(腰が後ろに強く反っているような人)
  • 椎間板ヘルニアの方
  • 華奢な方
  • 筋肉のバランスが悪い方
  • 筋肉が発達していなくて脂肪の多い方
  • 座りっぱなしや立ちっぱなしなどの仕事上、長く同じ姿勢を続けている方
  • 腰に負担の多い労働をする方など

痛みの原因を判別しよう

これから4つの腰痛の特徴をご紹介しますが、いずれも共通するのは、加齢とともに腰まわりの筋肉や関節が衰えてこわばって柔軟性が失われることが原因だと言われています。そんな脆さを抱えた状態のところへ無理な動きが加わることで腰痛が発症します。
かがむと痛いのか、反ると痛いのか痛みの判別をしてみましょう。

筋性腰痛(腰痛原因の約10%)

筋性腰痛は、筋肉の使いすぎによって起きるいわば「筋肉痛」で、酷使した部分に炎症が起きた状態です。
運送業など肉体労働が多い人や、同じ姿勢を続けるデスクワークの人にも多くみられます。
痛い場所をピンポイントで特定できるのが特徴で、そこをほぐしてあげると痛みが和らぎます。

前屈腰痛(腰痛原因の40%)

前屈腰痛は、背骨の椎骨と椎骨の間にある椎間板に問題があり、物を拾う際など前かがみになった時に、椎間板が圧迫されて痛みが発生します。背筋が弱い人に起きやすく、猫背や前かがみになりがちなデスクワークの人にも発生しやすいようです。
この腰痛は、揉みほぐしても良くならないのが特徴です。

のけぞり腰痛(腰痛原因の40%)

のけぞり腰痛は、電車のつり革を持つや、洗濯物を干す、赤ちゃんを抱っこするなど腰を反り気味の姿勢をとった時に、背骨の後ろにある椎間関節がぶつかることで痛みが発生します。腹筋が弱いために反り腰になっている人に起きやすく、女性に多く見られます。
この腰痛も、揉みほぐしても改善しません。

お尻腰痛(腰痛原因の10%)

お尻腰痛は、厳密にいうと腰ではなくてお尻の近くにある仙骨の付け根の歪みや炎症が原因で発生します。
産後の女性に圧倒的に多い腰痛です。妊娠中に分泌されるホルモンの作用で緩んだ仙腸関節の靭帯が、出産後に正常に戻らないことで起こるケースが多いようです。

腰痛が発生した時の対処方法

腰痛が発生した時は、無理は禁物です。腰に負担がかからないようにできるだけ横になり、楽な体勢になりましょう。ただし、この時に無理をせずにできるだけ痛みが治ってから横になるようにして下さい。また、腰の筋肉はできるだけ使わないように注意しましょう。
ここでは、急性な腰痛と慢性的な腰痛の症状別で対策方法をご紹介いたします。

急性の腰痛の対処方法

ぎっくり腰などの急な腰痛が発生した場合、まずは腰に負担がかからないような体勢をとりましょう。
すぐに横になるのが難しい方は、しゃがんだり、壁や机に持たれかかったりするだけでも腰への負担が軽減できます。少し休んで痛みが軽くなってから、病院へ行くかゆっくり休める場所へ移動しましょう。

1.横になる
まずは、横になって楽な姿勢をとりましょう。
痛みがある時は、横向きになったり、前かがみでひざを曲げて寝ると良いと言われています。
仰向けに寝る場合は、ひざの下にクッションなどを入れると腰への負担が軽くなります。
また、腰椎椎間板ヘルニアなどの痛みは、低めの台に足をのせると軽減できます。
いずれの場合も自分の一番楽な高さに調節して、リラックスできる姿勢を見つけて下さいね。

2.コルセットやさらしをまく
腰痛用のコルセットやさらしなどを巻いて、筋肉や椎間板、腰の骨を動かない状態にするのも効果的でしょう。

3.解毒鎮痛薬を使う
痛みがひどく引かない場合は、市販の解熱鎮痛薬を服用するのも1つの方法です。

慢性的な腰痛の対処方法

慢性的な腰痛に悩んでいる場合は、日頃から腰痛の対策をしておきたいものです。
以下のような対策を試してみましょう。

1.ストレッチやマッサージで刺激を与える
腰痛に効果的なストレッチやマッサージを行うこともおすすめです。痛みがある部分を伸ばしたり、押したりすることで筋肉や血管に刺激を与えて、腰痛が軽減される可能性があります。ただし、痛みが強い時は無理をしないようにしましょう。

2.塗り薬や貼り薬で痛みをおさえる
腰痛を和らげたい場合は、塗り薬や貼り薬を利用する手段もあります。
筋肉や関節の痛みを和らげるインドメタシンやフェルビナクが入った物、血行を促進するためのビタミンEやアルニカチンキ、炎症をおさえて痛みを鎮めるサリチル酸グリコールなどが配合されている物など、様々なタイプの薬が販売されています。
一般的に慢性的な腰痛は、皮膚血管を拡張して血行を良くする温感タイプが良いとされていますが、説明文書をよく読み、ご自身に合った物を選ぶようにしましょう。

腰が痛むときに冷やすのと温めるのはどちらが効果的?

患部の痛みへ直接働きかける対策方法として、冷やす方法と温める方法があります。
一体どんな時に冷やして、どんな時に温めればいいのかをご紹介いたします。
原則として、熱を持っているような炎症状態の急性の痛みには冷やす、日常からの慢性の痛みには血行をよくするために温めて下さい。
どちらを選択したら良いかわからない時は、冷やす・温めるの両方を行い、気持ちの良い方を採用しましょう。
例えば、冷やすべき処置の時に温めると具合が悪いと感じるはずです。

患部の冷やし方

簡単に行える方法としては、タオルを水または氷水で濡らしたもので冷やすや、水分を多く含むジェル状の湿布を貼る、市販のコールドパック(冷却剤が入ったパックを冷蔵庫などで冷やして使用するもの)を使用します。氷で長時間冷やす場合は、低温火傷のおそれがあるので冷やしすぎに注意しましょう。

患部の温め方

温める場合は、体全体が温まるお風呂などがおすすめです。
他には、赤外線や患部に当てて使うホットパック、ドライヤー、使い捨てのカイロ、またはマッサージなどの方法があります。
温める時間の目安として以下の時間を参考に温めてみて下さいね。

  • ホットパック→10分から15分ほど
  • ドライヤーや使い捨てカイロ→15分以上

また、特殊な方法として冷灸と言われる方法があります。
この方法は、急激に患部を冷やした際に起こる反射性の血管拡張を利用して温かくする処置で、ビニール袋に氷を3から4個入れて、温度下げるために塩を一緒に入れて痛む部分に当てながらゆっくり力を加えた後に、10秒ほどたったら患部から離して、それを赤くなるまで繰り返します。

注意することは冷やしすぎないことです。処置後は乾いたタオルで水気を拭き取り、軽く揉んでおきます。冷灸を行った後は、痛む部分を冷やさないように注意して下さい。

慢性の腰痛にホットマッサージ

  1. 80度くらいのお湯で約10分ほど温めたホットパックや湯たんぽを用意します。
  2. お湯でしぼったタオルを用意し、ホットパックを包みます。
  3. これをビニールにのせて、患部に当たるようにして仰向けに寝ます。

枕などを使わずに、ひざを立ててその下にクッションを当てると腰への負担が少なくなります。ホットパックを2つ用意できる場合は、交互に使用すれば長時間患部を温めることができ、さらに効果が高まります。

腰痛改善におすすめのストレッチ方法

筋力の低下だけではなくて、柔軟性の低下も腰痛の原因となります。
緊張した筋肉をほぐして血行を促すことで腰回りの筋肉が柔らかくなると、可動域が広がって腰椎への負担が軽減されます。
そこで、おすすめのストレッチ方法をいくつかご紹介いたします。

腸腰筋(ちょうようきん・腰椎と大腿骨を結ぶ筋肉)のストレッチ

  1. 足を前後に開いて、後ろ側の足で膝をつきます。
  2. 両手を前側の足の膝に置いて、少しずつ上体を前にスライドさせます。
  3. ゆっくりと元に戻します。
  4. 反対側も同様に行いましょう。

腰方形筋(ようほうけいきん・腹部の筋肉のうち、腹腔後壁を形作る後腹筋)のストレッチ

  1. 四つん這いの姿勢をとります。
  2. 息を吐きながら、ゆっくりと背中を丸めます。
  3. 四つん這いの姿勢に戻ります。
  4. 息を吸いながら、背中を反らしてお尻を突き出します。
  5. 1から4までを5回繰り返します。

脊柱起立筋(せきちゅうきりつきん・脊柱の背側に位置する筋肉)のストレッチ

  1. 椅子に腰かけて、背筋を伸ばします。
  2. 背筋を伸ばした状態でゆっくりと腰を後ろにひねります。
  3. 深呼吸しながら20秒キープします。
  4. 息を吐きながらゆっくりと戻します。
  5. 反対側も同様に行います。

腰痛でお悩みの方は八王子駅から徒歩5分!八王子くわの森整骨院まで

いかがでしたでしょうか。
今回のスタッフブログでは多くの方がお悩みの腰痛について、腰痛が起こる原因から対処法までご紹介していきました。状況に応じての腰痛への対処方法やストレッチ、マッサージの手順も載せておりますので、是非お試しくださいね。

様々な方法を自分で試したけれども、自分では改善できない腰痛でお悩みの方は是非、八王子くわの森整骨院までご相談ください。
当院では一時的に痛みをとるのではなく、なぜその症状が出てしまっているのかきちんと原因をヒアリングした上で最適な施術を行なっていきます。

また、長く通っていただくのではなく、卒業していただけるように再発しないための日常でのアドバイスも含めてサポートさせていただいております。スタッフ一同、皆様が1日でも早く快適な日常生活を送ることができるよう心を込めてサポートさせていただきます。


腰痛はどうして起こるの?原因と対処法

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